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カテゴリ:漫画
語りますよ語りますよ、ブラック・ジャックは。なにせブラック・ジャックは私にとってのセカンドラブの相手だし え?じゃあ、初恋は誰かって? ルパン三世よ、それがなにか? ↑素で痛い… いや~、もうブラック・ジャックは私のツボをつきまくる男なんだよ。 1.暗い過去を持っている。性格も暗い…根暗とも言う 2.天才(外科医)である 3.復讐心と野心を併せ持っている 4.マントをつけている(これ大事) でもセカンドラブなんて言ってますが私が最初にブラック・ジャックを読んだ時はこの漫画はホラー漫画だと思いました。 何故かと言うと…最初に読んだ話が子供が体から葉っぱが出てくるサボテンの話だったからです(笑) 体が葉っぱまみれですからね、めちゃくちゃ怖かったです。そのあとブラック・ジャックが手術でサボテンを摘出するシーンもありましたが読んだのが子供の頃過ぎたのか手術と分からずなんか怖いことしてるとしか思えなかったんです。 しかもその後読んだのが実験用モルモットを気に入った少年の話だったからさ(笑) その後しばらくしてからブラック・ジャックを読破しましたが…いやぁ、なんだろう、感動しました。極上のヒューマンドラマなんだもん。 皆さんはどの話が好きですか? うちの旦那は傷だらけのシャチが入り江に逃げ込んできてブラック・ジャックが手当てをしてそのシャチがお礼に真珠を持ってくる話があったんですがあれがお気に入りだそうです。 私はですね~、何回読んでも泣いてしまうんですが、息子夫婦からお小遣いやら留守番代と言っては金をせびるおばあちゃん。あまりの金の無心さに嫁とは敬遠の中になるんだけど実はそのお金は息子が小さい頃、生き延びることができないと言う難病にかかっていた時にブラック・ジャックに似た敏腕だが金にがめつい医師に治してもらったのだがその支払いをしていたって話がもう、泣ける泣ける。 母親が資財をなげうってもまだ残った借金に血の滲むような内職で手術代の支払いを誰にも頼らずに自分で払い続けていたってのも泣けたが、支払い終わり倒れたおばあちゃんに話を聞いていた息子が「おかあさん、ぼくのおかあさん」と駆け寄った姿に涙がぶわぁ!!!今キーで叩いていても涙がぶわぁ!!(笑) 人間の体って脅威だなぁと思ったのはブラック・ジャックの体の中に残ったメスがカルシウムの殻で覆われ体に無傷だった話や体に入り込んだ針が体を巡り巡ってまた入り込んだところから出たという話。 テクニック的にすごいと思った話は全部の話がそうだけど特に病院にテロリストが入り電気系統をやられ暗闇の中でオペを続行した話ですね。 自分自身を手術しちゃう変異したエキノコックスの話。 地味に心に残っている話はどこぞの国の皇帝陛下がブラック・ジャックの手術見たさに単身でブラック・ジャックの家にやってくる話とかね。 おぞましいなぁと思った設定は…やっぱりピノコの誕生かなぁ…。ピノコの出生も怖かったがブラック・ジャックの生かせようとする執念も怖かった…。 で、漫画に上回るエピソードってのが有名かもしれないけど とある手塚治虫の特集をしていたテレビで見たんだけどブラック・ジャックの連載開始頃。当時(今でも)人気漫画の決定付けは週刊漫画についているアンケート用紙でいわばテレビの視聴率みたいなもの。編集者達は人気がないブラック・ジャックの漫画にもう手塚治虫先生は落ち目なんだと思っていたとか…で、そんな時に手塚治虫がなにかあってブラック・ジャックが休載になった号があったらしいんだけど編集者に電話が鳴り続け「ブラック・ジャックはどうした?」というクレームの電話が鳴り止まなかったとか。 アンケートだけを鵜呑みにしていた編集者達は「これが人気漫画というものなんだ」とその時に目が覚める思いをしたという。 でもやっぱりストーリーによってはホラー漫画でも通用しますよね?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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