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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
かなりサスペンス度が強いラブストーリー。つうかこの作品、よくレンタルショップでラブストーリーのところに並んでるのを見かけるがよっぽどサスペンスのコーナーの方だと思うんだけどなぁ。 ストーリーはアメリカの田舎町に休暇をとろうと下宿場を探していたハンバート(ジェームズ・メイスン)は下宿先の未亡人シャーロット(シェリー・ウィンタース)に好意をもたれるがハンバートはシャーロットの娘ロリータ(スー・リオン)に心を奪われて・・・。 映画自体は白黒だが、なぜかロリータの愛らしさや魅力がわかる。幼いのに色香が漂う美しさに中年男が恋焦がれ狂わせてゆく役はまさに嵌っていました。 そして、この映画で強いアクセントを持つクィルティ扮するピーター・セラーズが怪演している。はっきり言って薄気味悪い役で嫌悪感を感じる男だったがテロップを見て、え?ピーター・セラーズだったの?とビックリした。いや~、この男本当にカメレオン男だわ…キューブリックって好きだったろうなぁ、セラーズのこと。 題名とテーマにエロを期待した人もいるかもしれませんが一切ありません。エロいのはハンバートの頭の中だけだったことでしょう。ああ、でもハンバートがロリータの足の爪にマニキュアを塗っているシーンは下手なエロいシーンよりもなんともエロティズムだった。 いとおしいロリータを盲目的に愛しやがて狂わせられるハンバート。ぶっちゃけ勝手に嫉妬して独占欲で怒ったりして一方的過ぎる愛なんだがこういう役ってインテリっぽい人が似合うよね(笑)ジェームス・メイソン似合ってましたわ。 ラスト近くのロリータの告白がなんとも残酷でゾッとさせられる。 日本では御馴染みになっている「ロリコン(ロリータコンプレックス)幼女愛好家」の語源ともなったウラジミール・ナボコフ原作の映画化。 ↓このサングラス可愛い~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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