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カテゴリ:漫画
少女漫画の王道中の王道でしょう。当時の子供でこの漫画を知らない子はいなかったというくらいに人気大爆発。漫画やアニメやキャラクターも大ヒット!ただ何故か私はキャンディキャンディを6巻から読み始め今でもなんでそこから読んだのか謎なんです。 お話は孤児院のポニーの家で育ったキャンディは元気でおてんばだけど明るい女の子。大人しいアニーと姉妹のように育つが、ある日アニーがお金持ちの家に養女として引き取られていく。最初は手紙のやり取りをしていたが「ポニーの家のことを忘れたい」と手紙が来てポニーの丘で落ち込むキャンディにスコットランド衣装を着てバグパイプを持った金髪の青年が立っていて…。 てな感じで始まるんですけどね。「キャンディ・キャンディ」はある意味波乱万丈の漫画です。自分も引き取られたと思ったらその家の娘(イライザ)との話し相手ってだけで養女じゃないし、しかも兄のニールが一緒になって虐めるわこき使うわ。そう思ったら何故かアードレー家の養女に…友人(ステアとアーチー)も出来て初恋の人(アンソニー)も出来て人生上がり調子!と、思いきやアンソニーが落馬して死亡なんてあずき相場並みに波乱な人生 さてさてこの漫画が好きならば聞きたいことはただ一つ。あなたはアンソニー派?テリィ派?私はテリィ~!もうワルっぽそうなところがワイルドでカッコよかった~。強引なところもウフフフフ。 しかもアンソニーの思い出に浸るキャンディに嫉妬するところなんて涎をたらしながら見てたっけ。 アンソニーがキャンディから丘の上の王子様の話しをされて「僕よりも先にキャンディに出会っていたやつがいる」ともやもやしてるシーンも…げへへへへ。男の嫉妬は私のエネルギー!実際されたらウザいけど(笑) あと微妙にアーチーも好きだったかな。なんだかんだとストレートにキャンディのこと好きだったし何よりも未練っぽく好きだったしね。 大好きだったシーンは久しぶりに列車で再会したキャンディとテリィのシーンかな。キャンディが追いかけてテリィも嬉しそうで…映画に出来そうなシーンだった。 好きだったエピソードはイギリスからアメリカに行く旅っぽいのが好きだったな。荷車に乗せられた干し草の中に隠れていたり、そこで男手ひとつで子供達を支えているカーソンさん一家とか、船に密航して看護婦らしい活躍をしたりそこでクッキーっていう船乗り志望の少年にも出会っていたなぁ。 思い出深いエピソードはキャンディが看護婦になって初めての患者、大金持ちだけど偏屈で人嫌いのマクレガーさん。セントバーナードのミーナにだけ心を許し、そのミーナを病院に連れてきたキャンディにやっと心を開いてきていた時だったのに…ああ…悲しい。 悲しいと言えば忘れてはいけない戦地に死亡したステア。よく考えてみればよくこの漫画死んでるな特にドイツ兵との空中戦での撃墜シーンは悲しい終わりだった。とても明るいお兄さん的キャラクターでパティとお似合いな2人だっただけに戦地に赴いた行動がこれまた苦しいほど切なかった。 あとなんなんだお前は?と思ったのはラスト近くのニール。好きになったのは分かるが金持ちのわがまま坊主らしくアプローチが下手で気持ち悪かった(笑)まぁ、あんたのおかげでキャンディは本当にテリィに会えたけどさ。 そして!ああ、誰が想像できたでしょうか。当時リアルタイムで本誌を読んでいた人はアードレー家の大叔父様がアルバートさんだったなんて誰か分かりましたか?アルバートさんなんて最初見たときはロン毛の口ひげもある次元大介くらいしかみんな思わなかったんじゃないですか?しかも実は「丘の上の王子様」でもあったというまるでキューティーハニー並みの「ある時は」状態! テリィと涙の別れもしてフリーとなったキャンディと恋仲になるのかなぁ?それとももう兄弟みたいな親子みたいな感情になってったのかなぁ? ちなみにエルロイ大おばさまは嫌いだけど門から玄関まで歩いて30分。動物達が放し飼いで建物の裏には湖もあるアードレー家の別荘に行ってみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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