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サザエの映画と漫画の日々

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2006年09月06日
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カテゴリ:映画
ダブル・ジョパディー ◆20%OFF!

まったくも~!日本の予告は下手なんだろうストーリー流し過ぎだよ、どんどん見せるもんだから映画鑑賞をする時には面白さが半減する。この映画もそうだった。


ストーリーは素敵な旦那ニック(ブルース・グリーンウッド)と4歳の息子マティ(ベンジャミン・ウェアー)に囲まれリビー(アシュレイ・ジャド)は幸せな生活を送っていた。
 ある日、ホームパーティーを開いた際、ニックはリビーにヨット「モーニング・スター号」をプレゼント。気に入れば買おうと約束。息子マティをニックの友人アンジー(アナベス・ギッシュ)に預け1日試乗することに。
 夢心地にリビーだったが、その夜、ふと目覚めたリビーは自分の手やバスローブが血だらけになっていた。夫を探すが見つからず、甲板には血まみれのナイフがあった。拾い上げた所を海上警備隊に見つかり…。



↑予告はこれでいいと思わない?これ以上予告でやるもんだから無実のリビーが服役し、一番美味しい事件のからくり(実はニックは生きていて息子の養母にしたアンジーとつるんでいた)の所まで流すんだもん。ここが一番観客をあっと言わせるところだろうが!!つうわけで、私的には結構好きです。



 ま、脱獄してからは、ありがちな話だが、(それこそ映画「逃亡者」の如く)夫の行方を追いながら保護監察官レーマン(トミー・リー・ジョーンズ)の追っ手を振り切り、話は進んでいくんだわ。


 この監督のカメラ割り大好きだ。夫の陰謀を知った瞬間、スローでカメラをグラグラさせ遠くなっていく音がとてもリビーの心境を表現している。巧い!


 逃亡中、警察が指名手配のビラをばら撒くのだが、一息ついているリビーが入ったバーの親父ももちろん気づくのだが、素敵なほど渋く見逃してくれる。


 花婿オークションの時のリビーを見たニックの顔はざまぁ見さらせ!って感じだったが翌日、リビーを気絶させ棺桶に入れた時、なんて根性腐ってる奴だ!と腸煮えくりまくりで激怒そう、女の人はかなり共感できる映画。


 アシュレイ・ジャドの子供のためなら力強い奮闘振りが拝める肝っ玉母ちゃん強いぞ映画。
 ダブル・ジョパディーとは殺人罪で有罪になった人間が同じ人間を殺しても裁けない法律のこと。

↓トミーのおっちゃんは「逃亡者」の保安官そのままのキャラだったので印象薄い

ダブル・ジョパディー





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最終更新日  2006年09月06日 15時29分04秒
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