|
テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
ストーリーは好きなのになぜか好きになれないカーズのキャラクター。理由は多分ライトニング・マックイーンの顔!口角を上げたにやけた口に目を細めた流し目にムカつくのは私だけ?大人気ない?(笑) ストーリーはカーレースの最高峰ピストン・カップ、王者キング(声:リチャード・ペッティ)といつも2番手のチック・ヒックス(声:マイケル・キートン)そしてルーキーのライトニング・マックイーン(オーウェン・ウイルソン)の三つ巴の戦いの末、3台同着という結果になり、1週間後カリフォルニアで決勝となった。 先に到着してスポンサーの「ダイナコ」と親密になりたいマックイーンは移動トレーラーマック(声:ジョン・ラッツェンバーガー)に無理をさせ一晩中走らせる、そんな時、トラブルが起こりマックイーンはマックからいつの間にか下ろされルート66に迷い込み…。 最初のマックイーンがクラッシュの中、車体をジャンプさせてファンの女の子2人にベロを出しウインクをしているスローモーションで「アホか!」と突っ込みながらゲラゲラ笑ってました ディズニーのフルCGアニメの質もどんどんリアルさがすんばらしくなってきたね。夜にテリ光る車体や朝日、カーズとサリーのドライブ中の林や渓谷、水たまりに湖にドロに至るまでまるで本物のよう! 映像と言えばレースの迫力あるローアングル(カーチェイス映画で一番好きなアングルです!)のスピード感溢れるシーンは見応えアリ。 自己中心で身勝手な主人公が大切なものに気づいていくありがちなストーリーだけかと思ったら廃線に近いルート66近くの寂れた田舎町ラジエーター・スプリングスを中心として高速が出来たことにより忘れられた街と景色の哀愁漂う話が軸。サリーの「昔、道路っていうのは地形を切り開くんじゃなくて地形に沿って作られて、車は目的地に急ぐことよりも楽しみながら走ってた」というセリフが胸を打つ キャラクターがやっぱりディズニー、とってもいい!とにかくドック・ハドソン(声:ポール・ニューマン)の役がとても美味しいね~。くたびれた爺さんかと思えばピストンカップ初代チャンピオンでクラッシュが原因で新人レーサー嫌い。 バック走が早くて上手い、そしてウザい(笑)メーター(声:ラリー・ザ・ケーブル・ガイ)やタイヤ交換が早い小エビちゃんことグイド(声:グロード・カローニ)イタリアかぶれのフェラーリ愛のルイジ(声:トニー・シャルーブ)など脇キャラもまたいい味。 とにかく観客もアナウンサーもすべてが車!小さな羽根虫さえも車の形をしてるんだから大笑い。エンドロールを見るとお車で見る映画館みたいなところ上映してるのは車版「トイ・ストーリー」と「モンスターズ・インク」もちろんサリーもバズも車! なんとF1レーサーの有名人ミハエル・シューマッハも本人役として登場。 マックイーンの「カチャオ、カチャオ」がうざいと思ったら他のみんなもまね初めて最後は笑ってしまった。 大好きなシーンはマックがマックイーンを乗せてカリフォルニアに向う景色の素晴らしいこと!朝焼けの景色に薄紫の空、垂れ下がっている電線、影が伸びたり縮んだりしたり、キャベツ畑がひたすら真っ直ぐに見えたり、小さい頃車の中でずっと見ていた車外の忘れていた景色を思い出させてくれました。 サントラのナンバーも最高。好きなのは「ライフ・イズ・ア・ハイウェイ」 「ルート66」 車好きの旦那や友人に聞いたところ、「ホワイトウォールタイヤ」ネタやサリーの「ピンストライプ」ネタ、ラモーンの車体を下げて道路で火花を散らすネタなど車好きにしか分からないネタがあり子供が分かるのか?と話していた多分、子供連れの父さん狙いだよ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|