サザエの映画と漫画の日々

2012/04/06(金)20:33

ハドソン・ホーク

映画(836)

アクション映画の金字塔「ダイ・ハード」の次に見てしまったせいか、どうしてもそのイメージを拭えず引き摺ったままの鑑賞、当時見た時はかなりガックリした記憶がありますが…しばらくしてから見てみると…面白いじゃんかやっぱり映画って見るタイミングだよな~ ストーリーは世紀の大怪盗ハドソン・ホークことエディ(ブルース・ウィリス)がシンシン刑務所から出所した。さっそく保釈の担当ゲイツが仕事を持ってきたがカタギになるホークは取り合わない。出迎えに来てくれた相棒のトミー(ダニー・アイエロ)と共同出資した自分達の店に行くが様変わりに驚くホーク。そんな店の中にマフィアのマリオブラザースことシーザー(フランク・スタローン)とアントニー(カーマイン・ゾーラ)は仕事を請けろと脅迫。  渋々エディとトミーはオークション会場に侵入するが…。 親指手錠を8秒で外し、盗みの際に音楽を掛け、曲の合間に美術品を掻っ攫う設定がイカす!時計よりも自分の体内時計が性格ってのがプロですな、素敵。  軽いノリながらも仕事にプライドを持ち、キッチリこなす。カプチーノが大好きなのだがなかなかあり付けない茶目っ気たっぷりなキャラはとっても魅力的。コミカルなところや女に弱いところなんかまんまルパン三世みたい。 この映画の最高のアクションシーンは間違いなく移動ベッドの高速道路暴走シーンでしょう。料金所で金を投げ入れゲートバーをあげる器用さに拍手。 利用されなめられ続けるホークにちょっとイライラしちゃうけど最後はもちろんやってくれます。悪役にはCIA捜査官ジョージ・キャプラン役としてジェームズ・コバーンの大物も出演。 メイフラワー夫婦ことダーウィン(リチャード・E・グラント)とミネルバ(サンドラ・バーンハード)のキレた演技やイカレっぷり。キットカット(デヴィッド・カルーソー)のホークやアンディ、彫刻の物まねなども見どころ。 ダ・ヴィンチの美術品や発明品を軸に世界を股に掛けてコミカルに活躍するホークが痛快。この映画の一番の魅力はやっぱり個性豊かなキャラクター。 マリオ・ブラザーズの1人フランク・スタローンはシルベスタ・スタローンの弟さんです。 クリスタルの組み立てが簡単そうに見えたのは気のせいですよね、きっと。

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