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テーマ:最近観た映画。(38849)
カテゴリ:映画感想
いまさらながらに見ました
とても良かったですよ ただ映画として面白いとかエンターテイメントとかそういった方向性ではない作品ですけどね ただ退屈だとか飽きたとか全然感じることなく見れました 電車で痴漢したとされて捕まってしまった主人公 自分はやっていないと無実を主張しますが・・・・・ とりあえずどれだけ痴漢をしていないという無実を証明するのが難しいのかが伝わってきました 私たち視聴者は主人公の側から見ていますし彼が無実だということはわかっています だからそれをわかってくれない警察側や裁判官に悪いイメージを持ちます しかしこれが痴漢していたのかしていないのか本当にわからない状態だったら そう思うと難しい問題です 普通に見える人でも痴漢をしたのではそう思った瞬間 どうしても偏見を持って見てしまいますしね 今回さらに辛いのが被害にあった女子中学生がけして嘘をついているわけではないこと 涙声になりながら必死に供述している彼女を見てしまったら 真実を知らなければ主人公を罵倒したくなるかもしれませんね わかりませんが多分ナナメ後ろの太った男が痴漢だったんでしょうかね 実際の痴漢事件を色々と調べて作った作品ですが色々と流れが大変わかりやすかったです もちろんある程度裁判のながれなども脚色してるし、これが事実だと思いこんでしまうことはよくないと感じますが ですがこういった痴漢冤罪裁判もありえるってことをわかりやすく伝えたこの作品は見る価値のあるものだと思います 結局有罪判決が下る主人公 ここでの裁判官の読み上げたことはある程度筋が通ってしまっていたし 真実とは異なっていてもこう判決してしまうんだろうなと感じました それでも戦う姿勢をみせる主人公 でも犯人が別にいると考えるとなんともやるせない戦いでもあるんですけどね 色々と考えさせられました あとは役者の人も良かったです 特に主役の加瀬亮さんはどこにでもいそうな痴漢冤罪者という役を見事にしていましたし 芝居臭くなくすんなり見ることができました 裁判官や主人公の周辺の方々も良かったです それでもボクはやってない スタンダード・エディション ←もしよかったらクリックしてください♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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