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テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:アニメ視聴完了感想
坂口安吾の小説を原作にしたお話です
今回は原作を知らないのでまっさらな状態で楽しめました まぁ原作を知らなくても分かるほどのぶっ飛んだ作風でしたけどね 人間失格はアニメ的な部分はあれど、雰囲気的には原作と同じでした しかし桜の森の満開の下ではかなりギャグや現代的なものを入れてましたね (携帯電話とかミュージックプレイヤーとか) 突然ミュージカルなんかがはいったりしてかなり戸惑いました ただ原作自体が幻想的でとらえどころのない作品のようですし アニメ化する際にかなりおもいっきた解釈とアレンジをしてきたのは面白いですね 個人的には飽きずに見れたし、残虐な描写もミュージカル風にすることで違和感が少なくなってたと思います いくら深夜でも首切りゴロゴロはそのままやっちゃったらアウトだと思うので でも萌えとかはちょっといらなかったかも ギャグ描写がすべり気味のところもあったし この作風だと受け入れられない人もいるでしょうしね・・・ そして一番印象的だったのはやはりラストですね ここの解釈は人によって様々でしょう 個人的には繁丸が彰子と自分は同じだと言っていたのが印象的でしたね 彼女自身は鬼ではなかったとは思います 彼女が繁丸の桜の木の下で感じていた不安を具現化させる鏡のような存在だった気がします でも美しさゆえにその不安を押しのけてまでそばにいたかったんでしょうね そしてあの桜の中という場所で今まで目をそむけていたものに気付いてしまったのではないでしょうか そして彼女を殺してしまった自分は結局うつし鏡の本体であり だからこその最後なのかなぁと そして厳然たる美である桜はすべてを包み込み花吹雪の中に吸い込んでしまう 幻想的なラストがとてもよくできていたと思います あとこの作品の主演声優は堺さん一人なんですが 今回は荒々しい男でちょっと声質的にきついなと感じてしまいました 最後まで見ればだいぶ慣れたんですけどね さて、次回はこころ おなじ小畑さん原案でもギャラデザが違うので絵の印象が大分違うなぁ 多分先生の役は堺さんでも違和感はなさそう またスタッフが変わるので次回はどのように名作をアニメ化してくれるのか楽しみです 桜の森の満開の下 【21%OFF!】青い文学シリーズ 人間失格 第1巻 【Blu-ray disc 専用】 【発売日お届け!2010年1月29日発売】 ←もしよろしかったらクリックお願いします♪
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最終更新日
2009年11月16日 02時10分47秒
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