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カテゴリ:読書感想
さて、読んだので感想でも書きます。
ちなみに私はいなださんの漫画版、ティーンズハートの旧版も読んでします。 でもティーンズハート版は私が読みたかった時にはとっくに絶版で、中古でも高額取引されててとても買えるような状態じゃなかったんですよね。 なのであちこちの図書館をさがしまくって何とか借りて読んだ記憶があります。 そのためティーンズ版との比較にしても細かいところは覚えていなかったり。 まず内容はあらすじは変わってないですけど本当に大幅に加筆されてますね。 個人的に悪夢の棲む家でのオカルト蘊蓄が楽しかったのでそういった専門的な描写が増えたのは素直に面白かったですね。 スピリットとゴーストの定義とか、黒田さんの処遇についても加えられた部分もありますし。 また、展開もひとひねりが入っていて最終結論までに二転三転する感じになってましたね。 (ちょっと作品のテンポはよくなくなってしまった部分はあった気がしましたけど) これは小野さんがインタビューで当時の少女小説としてできなかったことなのかなとも思いました。 あとは皆性格が若干良くなってたかな 私は漫画版からティーンズ版を読んだので初期の皆の性格の悪さに大変驚いたもんです(笑) それが今回のリライトだと大分マイルドになってた印象です あとジョンの描写が増えてた気がします 個人的にジョンは漫画だと一番影が薄い気がしてたのでこれは良かったかな ただ個人的に慣れなかったのは麻衣の言葉づかいかな 最初にティーンズ版を読んだときはあまりのくだけた文章や少女小説特有のハイテンションなノリにかなりめんくらいました リライトでは大分落ち着いてはいるんですがそれでもときどき麻衣の言葉遣いやテンションについていけない部分があったり 一番気になったのは渋谷氏と黒田女史って呼び方かな 女子高生の呼び方にしてはありえねーとやたら違和感をおぼえました ~氏って最近だとオタクが使うイメージがあるしね でも絶版になっていた作品を自分の手元に置くことが出来たし リライトとしてかなり加筆された作品を読むことが出来て嬉しかったですね 後半に向けてどう変わっているのか色々と楽しみではあります 2ヶ月後の2巻の発売が楽しみです ちなみにティーンズ版を読んだ時の感想はこちら
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最終更新日
2010年11月24日 00時06分06秒
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