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カテゴリ:テレビ感想
さて、東野圭吾小説の3夜連続ドラマ化第一弾ですね
私はどの作品の原作も読んだことがないのでまっさらな状態で楽しみたいと思います 今回は 女流推理作家・結城梨花子(永作博美)は、恋人の川津雅之(長谷川朝晴)が殺されたことから物語りは始まる。 観終わった感想としては、東野圭吾作品らしく最後までひねった作品でしたが色々と腑に落ちない部分やもやもやが残った作品という印象でした。 犯人についてはそこまでひねってないので視聴途中でおおよそ分かった人も多かったんじゃないですかね。 事件に一番遠いと思っていた人がというのはミステリーの鉄板なきもするので。 これで目の見えない娘が実は目が見えていて・・・となったらちょっとびっくりしたかもしれませんが。 個人的にまず気になったのは家の中に何度も侵入されてるのにまったく防衛策をとろうとしない結城とかですかね 殺されるかもしれないのに内鍵も何もつけないままとか凄いなぁとちょっと気になりました 自分なら怖くて無理です あとは竹本の行動ですね いきなり彼女もいたのに人の彼女と一晩一緒にって交換条件出してきたのがあんまりしっくりこなかったです 小説だともっと詳しい描写があるのかもしれませんが あんまりにも突拍子もない要求でちょっと頭がついていけませんでした これじゃあ恋人だった萩尾の復讐もちょっと哀れですよね だって彼氏は他人の彼女に無理やり浮気しようとしてて殺されただなんて・・・・・ 萩尾はこのこと知ってたんですかね?知ってたとしたらどう思ったんですかね? ここら辺は凄く気になりました あとこれで恐ろしいのはこの交換条件のことを言っているのが殺した犯人側だけってこと 死人にくちなしですが下手したらこの部分が本当かどうかさえ分からないんですよね (結局川津の資料ももみ消されたままだから真相はわからないも同然) で、最終的に結城はこのことを警察に言ったんですかね? 言わなければ結城が殺されればみんな安泰でめでたしめでたしになってしまいそうなのが怖いです そこをぼかしたのはちょっと気になったかな あと警察の動きも全然見えず、作家の結城がここまでする動機が希薄で最後の犯人の動機やらが分かったとして彼女の物語とあまりリンクしてないような気がするんですよね 結城が小説を書き始めるようになるって描写があったわけでもないし 犯人を特定するだけでは終わらないお話や おぼれていたのが実は竹本じゃなかったって部分など面白い部分も多かったのですが 色々とひっかる部分も多いかなと思う作品でした
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