春の鳥ウグイス科ウグイス 鶯 早春の梅の咲く頃に鳴く「春告鳥」 ホケキョウ(法華経)と聞こえるから経読鳥(キョウヨミドリ) 日本三鳴鳥(ウグイス、コマドリ、オオルリ)の一つです。小鳥のさえずりを聞く 「ホーホケキョ」 雄だけが鳴くサエズリ。 「ケキョケキョケキョ」 谷渡り。驚いた時、興奮した時に雄が鳴く。 「チャッチャッ」 雄でも雌でも鳴く地鳴。 鶯の谷よりいづる声なくば春くることをたれか知らまし(古今集 ) ヒバリ 雲雀 ヒバリ科 草原性の鳥です。古来からさえずりで春を知らせる鳥として知られています。 うらうらに照れる春日にヒバリあがり 情(こころ)悲しも独りし思へば 大伴家持 オオヨシキリ ウグイス科 (葦切・葭切・葦雀) 鳴き声から「行行子(ぎょうぎょうし)」とも呼ばれ、夏の季語とされています。 行々子大河はしんと流れけり 一茶 能なしの眠たし我を行行子 芭蕉 シジュウカラ科(シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、ヒガラ) シジュウカラ(四十雀) シジュウカラ科 カラ類 雀40羽分の価値(交換出来る)があるとか、たくさん群れる意で[四十雀] 頭が黒く、ほおが白く、のどから腹にかけ黒い帯があります。首の後ろが薄緑色 ヒガラ(日雀) シジュウカラ科 ヒガラの特徴(シジュウカラとの違い) 短い冠羽あり 翼の白線 2本 (シジュウカラは1本) 蝶ネクタイ (シジュウカラは腹まで延びている) (黒いネクタイがシジュウカラは長いのに、ヒガラは首だけである) ヤマガラ 山雀 シジュウカラ科 カラ類 お腹のレンガ色がよく目立ちます。 キツツキ科 (アカゲラ、アオゲラ、コゲラ) 木をつつくからキツツキ。ドラミング(幹を連続して叩く)は縄張りの宣言。 「虫ケラ」を捕まえる、または寺のお堂をつついた「寺つつき」が転じて「ケラつつき」の説 アカゲラ♂ (赤啄木鳥) キツツキ科 雄は頭の上が赤いですがメスは赤くない。木に穴をあけカミキリムシなどの幼虫を食べる。 コゲラ (小啄木鳥) キツツキ科 小さなキツツキの意味。 ベニマシコ(紅猿子)♂ アトリ(花鶏)科 尾が長い、くちばしが小さい。オスはピンクのおなかの色がとても鮮やか。 エナガ (柄長) エナガ科 体は丸く小さい。尾は長く、くさび形。 クチバシは黒色で、きわめて短く小さい。 額、頭上、後頭は白く、過眼線は黒くて太い。 ヒレンジャク(緋連雀) レンジャク科 数多く連なる鳥 (連雀)。100羽くらい群れることもある。冠羽がある。 尾の先が赤い(黄色いのはキレンジャク黄連雀) |