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最近の色々な経済についての話題をめぐって、ある経済人の言った
言葉を思い出しました。何方の発言か記録を落としてしまいました。 IT化時代にふさわしい組織構造についての提言です。 『組織の中には多数の「個」(ひとりひとりの人間)が存在している。 情報を最大限に活用するためには、その「個」が持つ情報を生かして いける環境を作る必要がある。』 ----------------------------------------------------------- 1 IT化は「効率を最大限に高める為にどうするか」である。 2 ITは「情報流通の距離」を物理的・時間的に無くした。 (情報を一瞬で送れ、大量・多数の情報を瞬時に処理出来る) 3 IT化は【即断即決を可能にする組織】への変更を要求する。 ------------------------------------------------------------ *「IT化」で情報流通の距離を短縮しても、組織が【家長制度】 (上の言う事を絶対として逆らえない組織)ではIT化のメリットを 打ち消してしまう。 *【家長制度】では意見は家長に集約され、家長の意志に変換される。 上に報告し判断を仰ぐことで、速度は消され、情報の意味自体異なる 形に集約されるか、消されてしまう。(個人がもつ情報は反映されない) 家長制度が“家を守る”ことですから当然なのかもしれませんが、 家が優先され、顧客の利益は後回しになってしまうのだと思います。 企業のみならず学校、病院、行政などの組織を考えたとき、 トップダウンの上から下への命令ばかりでなく、どれだけ下からの 情報を受け入れるシステムを作れるかです。 個々の顧客と対応している個の持つ情報を最大限に生かすことが組織 にとって、とても重要です。 多数の個々の情報を皆が共有する組織をどのようにして作るかです。 その意味でライブドアの1200人の社員一人ひとりがメールで自分の仕事 内容を毎日報告する日報メールはそれを可能にするものかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年03月18日 23時10分23秒
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