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カテゴリ:サイエンス
今日の朝日新聞にデジカメ感覚の小型電子顕微鏡の記事が出ていました。
机の上に載せてパソコンにつないで画像を観察できるそうです。 価格は400万円ほど。趣味にこのくらいかける余裕があるといいですね。 この中の観察例の中にモルフォチョウの電子顕微鏡画像があります。 この像を見るとどうしてモルフォチョウがあんなにキレイなブルーの色を しているかわかります。 (モルフォチョウの羽を使って作った南米土産の飾り皿) 蝶の羽には鱗粉がついています。 モルフォチョウの鱗粉はシダ状の微少な突起があります。 これに光が入ると、この突起部分で反射、屈折、干渉を繰り返し、 ブルーの波長が増幅されるので、結果的に鮮明な深みのある 魅力的なブルーの色を発現します。 光の反射で色が付いて見えるので、羽を水平方向から見ると ブルーでなく、もともとの色が見えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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