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カテゴリ:今日は何の日
三十年もたつと記憶も薄れてしまうものですね。新聞もテレビも記事が消えてしまいました。
今日13日、福島沖で強い地震に驚かされて思い出しました。 一昨年に書いたものです。 今日は宮城県沖地震から32年目の宮城県民防災の日です。 32年前の今日、仙台市を中心に大きな地震が起きました。 多くの人が亡くなり、都市生活にも多くの影響がでました。 1978年6月12日午後5時14分 M7.4 宮城県沖地震 死者27人、負傷者10962人、 家屋全壊1377戸、半壊6123戸、一部損壊125370戸 被害額2700億円(宮城県の予算3000億円) *死亡者の多くは老人子供の弱者でした。 *死亡原因の第1はブロック塀の倒壊です。 *傾斜地を埋め立てた(盛土)団地も大きな被害を受けました。 *水道、ガスなどライフプランが大きな影響を受けました。 *ビルのガラスが壊れました。 あのときの恐ろしさは、やはり経験した人しかわかりません。 我が家も田んぼの埋立地の借家だったこともあり、家の中に あったタンス、本棚、食器棚、テレビなどが皆倒れました。 家の中は壊れたガラスや本、洋服などが散乱していました。 私は子供が下敷きになったのではないかと心配しながら帰宅しました。 (妻がとっさに子供2人を抱きかかえて玄関口まで出て無事でした。) 近くの公園の神社では鳥居、燈籠などが皆倒れていました。 宮城県沖地震はここ30年間に起きる確率99%で津波の心配もあります。 最近の調査研究で貞観津波では仙台湾から5Km内陸に浸水したようです。 こんなに明らかなのにさっぱり対策が進まないのが歯がゆいです。 国はお金をかける優先順位を考えてほしいです。 人間の英知で避けられることと、人間の力ではどうにもならないことがあります。 [貞観津波]869年(貞観11)5月26日の地震による大津波。 マグニチュード8.3、震源地は宮城県沖から茨城県沖にかけた海域。 古文書には、大津波が多賀城を襲い犠牲者1000人と記されています。 宮城県津波ハザードマップ 地震で一番困るのは水洗トイレだそうです。水が出ないとき【猫の砂】を用意しておくと良いそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年06月13日 18時46分20秒
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