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2012年08月24日
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カテゴリ:生物
黄色い大柄なトンボで私は数年前まで、アキアカネの群れかと思っていました。
ふるさとの庭の開けた所でも飛んでいましたが、化女沼の宮沢遺跡の広場でも
いっぱい飛んでいました。10数匹の集団が3グループ見かけました。

このトンボは世界で一番ありふれたトンボです。
旅行に行ったネパールでも、信州の北沢美術館を出た道路の上でも
群れになって飛んでいました。
ここのトンボ時間帯良かったのか、とまってくれました。裏技使わなくても撮影できました。

ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)

お盆の頃に多いので「精霊とんぼ」「盆とんぼ」「招来トンボ」「仏トンボ」と呼ばれています。
「ご先祖様の霊がトンボに乗って盂蘭盆会に里帰りされた」として、各地で大切にして
捕ってはいけないと戒められています。

寒さに弱いので日本で冬を越すことが出来ず、春に東南アジアの暖かな地方から九州に
たどり着き、世代交替しながら少しずつ北上して北海道までたどり着きます。
そして寒さの訪れとともに北の地方から死んでいきます。
長所は長時間飛び続けられることと、幼虫から成虫になるのに1ヶ月で、とても早いことです。
この温暖化で日本でも冬越しするものが現れるかもしれませんね。

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Last updated  2012年08月24日 08時56分29秒
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