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今日は妹、弟と共にラーメンを食べに出かけた。
行ったのは、私の住む町にある小さなラーメン屋。 その店は一般住宅の一角を利用して営業されている。 ラーメンを作るのはおばあさんで、 客席数は少なく、場所もわかりにくいところにある。 しかし、口コミの力によってか、とても繁盛しているようだ。 今日も、雨だというのに行列ができていた。 私たちも傘をさして店の外で行列に並んだ。 30分以上待って食べたラーメンは何ともいえないうまさ。 麺は太め。たまねぎとにら、にんにくが具として入っている。 スープはしょうゆベースで、コクがある。 上にのっているチャーシューはとてもやわらかく、味がしみている。 と、ここまではただの美味い店、という感じだが、 この店の最大の魅力は別のところにある。 おばあさんの伴侶であろうおじいさんだ。 おばあさんがひっきりなしにラーメンを作っているのを尻目に、 彼は椅子に座って客と談笑している。 それがあまりにナチュラルなので、私はてっきり彼もお客の一人なのだと思っていた。 彼の仕事はと言うと、できたラーメンを運ぶこと&割り箸の補充。 しかし、なにぶんご高齢のため、ラーメンを運ぶ姿は危なっかしいことこの上ない。 結局、「あ、私がやります・・・」と自らラーメンを受け取りに行ってしまったりする。 割り箸の補充も不可解なタイミングで、急に思い立ったように行われる。 何にしろ、明らかにおじいさんはおばあさんに比べ楽をしている。 店の売り上げの配分はどうなっているのか、大変気になるところである。 そして今日、おじいさんは店にいなかった。 今日は日曜日。もしやおじいさんは休みの日だったのか? 彼がいないと何となく寂しかった。また行きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 3, 2004 06:55:20 PM
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