次は水上船に乗って、水上生活者の居住エリアを見学。
ポンポン船みたいな小さな船(というか、ボートだね)に乗せてもらって
あの有名なジャンボレストラン(水上レストラン)のまわりをぐるっと1週するんだけど
そこを抜けて少し進むと、水上生活者エリアが見えてくる。
ここまでくると、全く景色が違う。あの派手なレストランからは想像できないほど
貧しい生活ぶりをしている様子がうかがえる。陸地に住むことさえできないほど
食べていくのがやっとの人たちが税金や土地代を払わずに済む、唯一の解決策として
船を選んだということだそうです。なので汚い話ですが、排泄物全てがこの海に
捨てられているので、この辺りの水はドブのようでした。『海を綺麗にしよう!』
精神のかけらもない。当たり前だよね、食べるのにも困ってるくらいなんだから
環境に配慮、なんて余裕あるわけないわな。だけど、この同じ海の向こう(少し沖)
漁をしてる船がいたんだよね、何を捕ってるか知らないけど多分…わたし達がそれを
食べてる可能性は高いと思わない? ちょっぴりショックな光景でした。
この後、レパルス・ベイ、そしてビクトリアピークへ行った。
ここはどちらも10年前に行ったことがあって、さほど変化はなかった。
お昼は九龍のホテル(多分けっこういいホテルだった)のレストランで飲茶。
10年前のツアーでの飲茶がかなりまずかったので全く期待していなかったのが
良かったのか?このツアーの飲茶のレベルが高かったのか、けっこうおいしくて
ひと通り、何品かは運ばれてくるんだけどその後は、好きなだけ好きなメニューを
キッチンエリアに取りにいけるようになってる。ここで細かな飲茶システムを
覚えておくと、あとで自分たちで行った時に苦労しなくていいのでと、ベンさんが
教えてくれた。この飲茶で初めてマンゴープリンを食べた。
んがっ! わたしには濃厚すぎて無理でした(涙) ドライマンゴーがやっと食べられるように
なったばかりだったし、元々マンゴーが得意ではないの。でもあつをは目がキラキラと
輝いて、まるで子供のようにうれしそうな顔をして食べている。
同じツアーで一緒に食事していた人達は飲茶だけでお腹いっぱいになっていたので
誰も手をつけないまま、大皿にたくさんのマンゴープリンが残っていた。
う~ん、もったいないので冗談半分に、『残ってるんだったら、あつをが食べたら?』
と言ってみたら、な、なんと! ほんとに全部一人で食べやがったよ、この人…(汗)
それでもまだ他のデザートを、キッチンまで取りに行っちゃいました…。
周りの人達は、唖然とした顔でその姿を見ていました、わたしもさすがに恥ずかしかったわよ~!