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Travel is good for the soul.

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優しくておいしい香港!


今日はフリーなので、ショッピングに行くことにしました。
朝ご飯はホテル近くのお粥やさんで白粥と餃子のセット。なんと、10HK$!
日本円でいうと、150円しません。激安のうえに餃子が驚くほどおいしい♪
皮がモチモチで中の具はジューシーで、味がしっかりついているのでしょうゆなんて
必要ないんです。あつをさんは焼きソバと白粥をオーダー。AセットとかBセット
というようになっている朝定食みたいなもんです。焼きそばは日本のような麺では
なくて、ちょっとパサパサした感じ。でも二人ともこんな激安の朝食には大満足でした!

さて、ショッピングは香港島の中環から金鐘あたりに行きました。
7月のこの時期は若干バーゲンもしていて、購買意欲ありありで向かったんですが
B級グルメで金銭感覚が狂っていたわたし達には、どれもこれも恐ろしく高価に
見えてしまい、小物やスーパーでお菓子を買うくらいでほとんど買い物をしなかったな~。
でも香港にはイギリスのデパート、マークス&スペンサーがあるのでそれがうれしい♪
値段設定も本国よりかは少しだけ安いような感じがする。ちょいと小太りなわたしには
香港ブランドや普通のブランドだと自分に合うサイズがなかなか見つからないの(涙)

ウロウロといろんなところを見てまわり、パシフィックプレイスというショッピングセンターの
フードエリアでお昼を食べようと(これは前から決めていたプランだった)いざ
行ってみるが、あまり食べたいと思うものがなかった。確かに綺麗でおしゃれな
フードコートなんだけど、アジア各国料理が多くてビビンパやマレーシア料理など
おいしそうには見えたけどこの時の気分はちょっと違った為、却下となった。

それでどこで食べようかという話になり、ショッピングセンター内のベンチの前で
ガイドブックをパラパラめくっていたら、一人のおじさんが「ここに座りなさい」とゼスチャーして
声をかけてきた。とりあえず座ってまた本を見ていたら、また話し掛けてきた。
でも中国語(多分ね)だったから分からなくて、英語で「中国語は分からないです」と
英語で話してくれた。失礼ながら60~70代くらいと見える年齢の人が英語を
理解してくれたのはこの人以外にはいなかったので、すごくビックリした。
それもかなり聞き取りやすく、それでいて流暢な英語だったからまた驚いた。
わたしの方がシドロモドロで恥ずかしいくらい(汗) で、どこから来たのか?と
聞かれ、日本からだと答えると今度は日本語で(これまた流暢だった)話し始めた。
「なんでそんなに日本語が上手なんですか?」と聞くと、小さい頃日本語教育を
受けていたと。…突然心が痛んだ。きっとこの人は台湾出身で、幼い頃強制的に
学校で日本語を叩き込まれた人なんだということが頭をよぎったからだ。
現に、とてもうまい日本語なのにこちらが日本語で話しはじめても、それ以上は
ずっと英語で通してしまった。なんか悪い事を聞いたような気分だったな。

でもおじさんは、わたし達が日本人と分かってもずっといろんな話をしてくれて
お昼ごはんをどこで食べようか迷っていたら、「このビルの向かいにミンドゥレストランがあるから
そこへ行きなさい。」と教えてくれた。ん?、待てよ…ただの客引きなんだろうか?
ちょっと警戒心の強いわたしの脳裏にはこんな警告ランプが点滅していた。
あつをの顔を見ると、わたしが警戒しているのを察知したのか?彼も怪訝そうな
顔をしていた。それで、もう一度「そこは安いの?わたし達お金をそんなに持ってないの。」
「大丈夫、絶対おいしいから行ってみなさい。ほら、すぐ向かいにあるあのビルだよ!」
と、おじさんは笑顔で答えてくれた。ここまで言ってくれてるし、おじさんは
奥さんがショッピングしているから、ここで待っているんだよ~。と、後で話して
くれたので、それなら安心して「行ってみよっか~」ということで、早速おじさんと
お別れして、向かいのビルへ。しかし、ここで困った事になりました…

『ミンドゥ』という名前、多分中国語読みなんでしょうけど、漢字が分からない!(号泣)
しようがないので、そこらへんを歩く人に「ミンドゥレストランはどこですか?」
と聞き、4階だということが判明したのだが、やっぱり漢字が分かんないので
壁とかにいろんなお店の名前が貼ってあっても、一体どれなのやら…という感じ。
あーでもない、こーでもないと言いながら、着いた先が「名都」と書かれたお店の前。
中に入り、お店の人に確認してここであってたんだということが分かり、テーブルへと
案内してもらった。中はものすごく広くて、姉の結婚式の披露宴会場よりも広く(どんな例えじゃ!笑)
何百人も入れそうなところだった。お客さんはほとんどがスーツを着ていて
ビジネスマンばかりが目立つ。そして、すごく活気があって店員さんもレベルが高い!
英語が分かる人はちょっと少ないんだけど笑顔もステキだし、飲茶のマナーにある
お椀やれんげを洗うボールもちゃんと出てきて、わたし達には初めての事だったので
周りの人がしているように真似をして、おわんを洗ってみたりした。


飲茶 タピオカ入りマンゴーブリュレ


お味のほうはというと…、激ウマッ!!! 
この一言に尽きる♪ どれもこれもかなりおいしいのですよ~!
画像にはないけど、ブタの皮(北京ダックみたいなやつね)も食べたんだけど
パリパリッとした皮に甘味噌をつけて食べるものとか、チマキとか。
どれを食べても笑いが出るほどおいしい♪ 特に「油菜」と呼ばれる中国野菜の
炒め物。といっても、お湯の中に油を少量いれてその中で茹でているみたいです。
日本でも最近見かける、「つるむらさき」という野菜と同じ物だと思うんですけど
こちらのものはもっと茎が太くて甘くておいしいの。オイスターソースをちょっと
つけて食べるんですが、やみつきになりました! 帰国後、なんども作って食べたほどです。
デザートもあつをは3種類ほど食べてました。イチオシが上の『タピオカ&マンゴーブリュレ』
正確な名前は知らないんだけど、見た目と味がブリュレだったからこう名付けました。
店の真ん中にあるキッチンエリアに取りに行くと、どれも焼きたて出来たてのアツアツ
がもらえるんですが、このブリュレもアツアツで激ウマだったそうです。
わたしは甘い物は別腹の人ではないので、デザートはいただきませんでした。


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