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テーマ:ヨーロッパ旅行(4171)
カテゴリ:POLAND
クラクフを訪れたら試しに食べてもらいたい物がもうひとつあります。 それはアイスクリームです。 ポーランドも農業が盛んな国だそうでして、乳製品はおいしいんですって~。 なのでアイスクリーム屋さんがこの狭い街の中のあちらこちらにたくさんありました。 行列ができていたお店で買ったのですが、日本のアイスクリーム(ソフトクリーム)とは ずいぶん食感が違っていました。むか~しわたし達のお父さん時代の人達がよく食べて いたようなアイスクリンとかいうタイプのアイスクリームの味がするんです。 なのでバニラの色がちょっと黄色くて、チョコレートはものすごく濃厚なチョコ味。 だけどこれがなんだかわかんないけどけっこうイケるのです。 このアイスクリンのような味のアイスクリームにはまたのちほどプラハでも出会うことに・・・ さて、クラクフ市内の観光もひと通り済んだところでこれからどうしようかな~?なんて ブラブラしていたらまた雨がパラパラ・・・んじゃ、そろそろクラクフ駅のほうへ 行きましょうかと駅近くまで着たら「ザーーーーッ」といきなり大粒の雨が降り出しました。 なんなん、一体! クラクフ、雨ばっかりやん! けっきょくあれから一歩も外には出られずギャレリア・クラクフ(デパート)で ウィンドーショッピングをして時間をつぶしました。 雨はすごかったですよ、稲光がすごくてホント怖いくらいでした。。。 せっかくのサマータイムも土砂降りの雨では台無しですね(涙) 午後8時を過ぎて、そろそろ列車のホームへ移動しようということになり デパートの中のスーパーで飲み物やパン、ハム、チーズ、サラダなどを買い込み コインロッカーから荷物を取り出し、駅へ。 ホームでは駅員さんが外に何人か立っていたのでチケットを見せてどの車両に 乗ればいいかを尋ねてから乗り込みました。 日本人らしき人を何人か見ましたが、寝台列車ではなくて夜行の普通席に 乗っている人が多かったです、格好からしてバックパッカーさんのようです。 わたし達は寝台のほうを予約しました。なぜかというとクラクフ - プラハ間の 夜行列車(普通席)は盗難など犯罪が多い路線で有名らしいとネットで情報を得たからです。 それに一晩中座ったままで眠るというのは、次の日朝から観光しなくちゃ行けないので 体力的にも厳しいですしね~。 それに移動の為の交通費と一晩の宿泊費を合わせても ポーランドの寝台車の料金は安いほうだから、「安全はお金で買うことも必要」という 姉からのアドバイス通りに寝台車を選びました、でもお金持ちじゃないから2等だけどね~。 寝台車の中はこんな感じ。 一人でもこの2段ベッドの部屋をひとりで使うこともできるようです(要追加料金) なので女性の一人旅なら通常よりは少しは料金は高くなるけど、安全の為には 一人使用でこの部屋を予約することをおすすめしたいです。 ベッドには既に敷布団と毛布が敷かれていて乗り込んですぐ眠れるようになっています。 ベッドの上段には転倒防止の皮製のネットもつけられるようになっています。 テーブル・書き物もできてご飯も食べられる。 テーブルを開けると洗面台があるよ。 テーブルの上の扉を開けると水と石鹸、鏡がある 小さなミネラルウォーターが1つずつ置いてあったのでそれを使って歯磨きしました。 申し訳ないけど洗面台から出る水は顔を洗うのが精一杯でした(細菌が怖くて~^^;) トイレは寝台車両の前方に1つあります。 問題のセキュリティーですが、ドアには3つの鍵がついていました。 廊下は人ひとり通れるくらいの幅しかなかった。 それに車掌さんは車両ごとに一人いるようで、寝台車の入口でチケットを見せると 部屋を割り振ってくれて番号を教えてくれます。この時もくれぐれも鍵をかけ忘れないようにと 念を押して何度も言われました。それだけ犯罪が多いのでしょうね~。(怖いわ・・・) 一度部屋に入って、ちょっと用事があって車掌さんのところへもう一度行った時に アジア人のパッカーさんの男性に出くわしました。 車掌さんと話をしているようだったので遠目でその光景を見ていたんですが その彼に車掌さんが何度も何かを告げているのに、男性は怪訝そうな顔をしている。 そこで近づいてみると車掌さんがわたしに「彼に教えてやってくれ」と。 車掌さんが彼に話していたのは「部屋番号が何番か」ということだったんですが それが理解できなかったみたい。たったの一言「four」という言葉だったのですが・・・ 日本人じゃないのかと思いきや、彼はわたしの顔を見るなり 「何言ってるんすかね?わかんないんですよ。」と言ってきたので あれれ、日本人ですかぁ?・・・て、数字の英単語すら理解してないのにビックリでした(>_<) 確かに車掌さんの英語は少し訛っていて(これが東欧訛り?)、聞き取りづらいのですが 数字くらいは分かると思うんですよね。これって、皆さんどう思います??? わたしは違う意味で彼を尊敬しちゃいました(笑) だって、数字すらも聞き取れないってことはホントのホントに日本語オンリーで バックパック背負って何ヶ国も旅している(できる)なんて、呆れるのを通り越して 尊敬するに値します。わたしより若いのかわたしくらいの年代なのかはよく 無精ひげで小汚くて分からなかったけど、大胆というか無謀というか・・・ わたしなら恐ろしくてできないよぉ~、せめて最低言語(英語)をほんの少しだけでも 理解できる状態じゃないと一人旅なんて無理ですもん。 世界中、いろんな人がいるもんだと変な感動を覚えました。 がんばって、パッカー君!!! 君はきっと大物になって帰国できるはずだーーーっ(笑) ええと、話を寝台車のほうに戻します。 寝台車に乗る時はぜひ厚着をしてお乗りください(苦笑) 夏だからといって半袖で眠れるほど室内は暑くありませんでした。 掛け布団もちゃんとあるのですが、そんなもんじゃぁ足りません。 わたしは靴下をはいて、ジャージのパンツを2枚はき、長袖のシャツの上にジップアップを着て 眠ったくらいこの日は寒かったです、雨が降ったせいもあるでしょうけれど 2段ベッドの下段は外からの風が吹き込んでかなり寒かったです。 上段にいたあつをは少し肌寒さを感じたもののわたしほどではなかったようです。 それから国境越えをするので、朝方3時過ぎくらいだったかな?車掌さんが起こしに来ます。 ドンドンドン!と勢いよくドアを叩くのでほとんどの場合、目が覚めるはずです。 その数分後に検札官がやってきて、またドアをドンドンと叩きます。 そんでパスポートを見せるのです。これがポーランド側で1回、チェコ側で1回。 合計2回行なわれます。だから2回も起こされるんですよね、寝つきの悪いわたしには 少々厳しい状況になりました。パスポートを預けさせられたという情報も読んだことが ありましたが、わたし達の場合は預けることはさせられませんでした。 初めての寝台列車では二人とも大興奮で楽しいひと時を過ごしました♪ が、コーフンしすぎて自分達の車内での写真を一枚も撮らずに下車してしまい 数時間後にそれに気づいて、大ショックを受けたのでした~。。。(Jamのアホ!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 13, 2007 08:39:39 PM
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