とうとう

水道が止まった…。明日払いに行く。 最近トキが苦しいらしい。さみしいといつも言う。私はあんなにも支えてもらってるのにトキの支えになれない無力感につくづく嫌気がさす…。どうしたらトキの支えになれるだろうどうしたら二人が安定した毎日が来るだろう。*******************************************************トキには空みたいな人であってほしいと思う。時には雨を降らし時には雲で覆い時には星をちりばめそして時には蒼く蒼く私は雲を飛ばす風私は星を照らす太陽私は蒼空を向く花そうそんな二人でありたい。トキは言った『俺は凛の空気でありたい』私は答えた『空気より空であってください。色や香りを流れを感じさせてください』だけど今その空に追いつけない自分に憤りを感じもどかしさを感じる。ただ肌と肌を重ね溶け合うそれしかできない。いいえ、それで十分なのかもしれない…