植物にいやされて*園芸日誌*

2008/12/19(金)21:59

家庭でできる人間ドック早期発見スペシャル「整形外科・肩関節周囲炎(五十肩)による凍結肩

本当は怖い家庭の医学(診察日:12月16日 )より 年末全身総チェック!日本の名医が診断! 家庭でできる人間ドック早期発見スペシャル Y・Sさん(女性)/51歳 主婦 主婦のY・Sさんの悩みの種は、肩こり。 いつも、ずしんと重いものが乗っているような鈍痛に悩まされていましたが、 ある日、食器棚に手を伸ばした時、 肩から二の腕にかけて刺すような痛みが走りました。 その夜、床についても肩に痛みを感じ、なかなか寝付けません。 その後、日常のちょっとした動作をするだけで痛みを感じるように… 夫に相談すると「五十肩だ!」 夫も以前 五十肩を患いましたが 仕事で荷物の配達をするうちに 3ヶ月ほどで自然に治ってしまいました。 Y・Sさんも3ヶ月ほどで痛みが軽くなってきました。 2週間後 久しぶりに出かけた帰り 電車でつり革をつかもうと 大きく動かした瞬間 激痛が走りました。 夫に相談すると「痛くても動かしていれば自然に治る」 しかしY・Sさんは「安静にしておいた方がいい」と勝手に判断してしまいました。 痛いほうの肩をいたわり できるだけ使わないようにしました。 安静にし始めて1ヵ月後 何気ない動作をしようとした時 どう頑張っても肩を上げることができません。 すぐに整形外科を受診しました。 (1)肩から二の腕にかけて、刺すような痛み (2)夜、肩が痛む (3)少し肩を動かすだけで痛い (4)大きく動かすと肩に激痛 (5)肩が全く動かない 病名 ⇒ 肩関節周囲炎(五十肩)による凍結肩 <なぜ、首こりから肩関節周囲炎(五十肩)による凍結肩に?>  「肩関節周囲炎」とは、肩関節やその周辺に炎症が起き、 動きの制限や激しい痛みが起こる病。 「五十肩」とも言いますが、年齢層は40代から60代までと幅広く、 現在およそ600万人の患者がいると言われています。 その主な原因は加齢。 肩関節は他の関節に比べ可動域が広いため、 普段から大きな負担がかかっています。 長年の動作により、肩の関節を支える上腕二頭筋や、 棘上筋(きょくじょうきん)などの組織が老化。 すると、ちょっとした動作で、炎症が起きやすくなってしまい 肩から腕にかけて痛みなどが起きるのです。 しかし、五十肩のほとんどが半年から1年ほどで自然に治るため、 病気だと考えられていないのが現実です。 では、なぜ彼女の肩は動かなくなってしまったのでしょうか? それは「肩関節周囲炎による凍結肩」、つまり五十肩の炎症が進行し、 関節が凍ったように硬くなり、動かせなくなってしまう状態になったからです。 そもそも五十肩は、急性期、慢性期、回復期の3つの期間に分けられます。 日常のちょっとした動きでも痛みを感じる急性期。 その期間は、2週間程度から長い人で4ヵ月ほど続く場合があります。 この段階では、安静にすることがベスト。 急性期が過ぎると、やがて日常生活ではさほど痛みを感じない慢性期に移行。 実はこの慢性期に、大事なポイントがあったのです。 慢性期には、炎症がさらに周囲に波及。 関節を滑りやすくしている組織が徐々に固まり、骨との癒着が始まります。 通常は、痛みも落ち着いてくるため、肩を動かす機会が増え、 自然に癒着がはがれ元の状態に戻っていくのです。 しかし、Y・Sさんは「安静しておいた方がいい」と、 とにかく使わないようにしていました。 実はこれが大間違い。 動かさずにいたため骨との癒着が一段と進行し、 凍ったように堅くなり動かせなくなってしまったのです。 その後、彼女は治療により日常生活に支障がないまでに回復しましたが、 運動制限が残り、一定以上動かすことができなくなってしまいました。 肩は加齢と共に、どんどん老化が進んでいくだけに、 自分の肩の状態をきちんと把握することが大切なのです。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 家庭でできる人間ドック2008<1.整形外科>  肩関節周囲炎(五十肩) とは 肩関節や周辺組織が加齢により炎症を起こし、動きの制限や痛みが生じる病。 40代から60代に発症しやすく、およそ600万人が悩んでいるといわれます。 肩関節周囲炎(五十肩)になった場合、その後の処置の仕方が大切です。 急性期  肩を動かすことを控え、炎症が治まるまで安静に。 慢性期 炎症が治まり痛みが少なくなるので、 肩を徐々に動かし、肩関節のリハビリを行いましょう。 慢性期に肩を動かさないと 肩関節を滑りやすくする組織が固まってしまい、肩の可動域に制限が生じます。 これを凍結肩といいます。 肩関節は関節の中で最も可動域が大きく、それだけ痛みやすい部分なのです。 自分の肩関節の状態を把握し、早期に対処しましょう! 五十肩を早期発見する方法 「肩関節タオルテスト」 一般的なタオル(長さ90cm)を用意してください。 1)タオルの両端を持ち、ひじを直角に曲げます。 2)その状態のまま、左右のひじを肩の高さまで上げます。 3)その状態のまま、タオルを頭上まで持ち上げます。 2)で痛みが生じる、または肩の高さまで上げられない場合 ⇒五十肩の可能性があり 3)で痛みが生じる、または頭上まで上げられない場合 ⇒五十肩の可能性があり 痛みがあれば無理をせず検査をやめ、病院で診察を! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 肩関節の炎症を早期発見する方法 「アプレイのひっかきテスト」 右肩をチェックする場合 1)右腕を頭の後ろに伸ばし、背中の左側の肩甲骨を触ります。 2)腰の後ろから右手を伸ばし、肩甲骨を触ります。 痛みが生じる、または肩甲骨に触れない場合、 肩関節に炎症がある可能性があります。 痛みがあれば無理をせず検査をやめ、病院で診察を! 五十肩になったらどうすればいい? 初期であれば体を回すように肩を動かすのが効果的 「五十肩の対処法」 1)前かがみになり腕を前にたらす 2)身体全体を使って肩を回す。肩だけを回さないように注意。 毎日1分ほど続けることで凍結肩への進行を防ぐ。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 変形性膝関節症とは 加齢や長年の動作により、膝の軟骨がすり減り、骨が変形し痛みを生じる病。 およそ3000万人が悩んでいるといわれています。 膝関節は全体重を支えるため負担が大きく、 また軟骨は一度すり減った場合、元には戻りません。 それゆえ、自分の膝関節の状態を把握し、早期に対処することが大切! 股関節の異常を早期発見する方法 「しゃがみ込み検査」 1)両端を肩幅に開いて立ちます。 2)そのままゆっくりしゃがみ、ゆっくり立ち上がります。 3)この動作を3回行いましょう。 痛みが生じた場合は膝関節に、さらに音が鳴った場合は、 半月板に異常がある可能性があります。 痛みがあれば無理をせず検査をやめ、病院で診察を! レッドゾーンの場合 今後は膝の音が鳴らないように気をつけたほうがいい? 痛みが出てきたり 音が大きくなれば 一度病院で診察を。 階段を昇るときに膝が痛む場合は? 早期に整形外科を受診すれば注射や運動療法で治る。 続く

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