2009/06/01(月)21:14
がん!動脈硬化!シミを予防!紫外線に負けない身体の作り方
おもいっきりDON(2009/5/26放送)より
がん!動脈硬化!シミを予防!
紫外線に負けない身体の作り方
この時期甘く見ていると大変なことになる「紫外線」
対策を伝授してくれるのは元準ミス日本で
内科・皮膚科・友利 新 医師
医学的な立場から「美」の啓蒙活動を日々行っている。
何気なく浴びている紫外線は実はとても怖いものである。
今までは「日光浴しましょう」と推奨されていたが
98年からは母子手帳からも「日光浴の必要性」の項目は削除された。
それぐらい紫外線の害というのは知られてきている。
紫外線を浴びるとなぜ病気になるのか?
紫外線が怖い理由
紫外線にはUVAとUVBがあるが よく知られているのはUVB
UVBは皮膚に入ってくると皮膚の中の表面の表皮で
炎症・日焼け・水脹れと言ったいわゆる日焼けの症状を起こす。
UVAは皮膚の表面だけでなくもっと奥の真皮にまで届く
一番怖いのは身体の錆の原因と言われる活性酸素が増え
増えることによって身体が錆び付いて
動脈硬化や生活習慣病を引き起こすと言われている。
過度な紫外線を浴びることによって活性酸素がたくさんで出てしまう。
エイジングを年齢を加速してしまう。
これをいかになくすかと言うことがアンチエイジングのポイントになる。
紫外線に負けない身体を作る方法
ビタミンCがお肌によいことは皆さん情報として持っているが
ビタミンCは最強の抗酸化成分で活性酸素を取り除いてくれる。
しっかりビタミンCを摂ることが予防になる。
朝食でビタミンCを摂る際 どちらを食べるといいでしょうか?
1)野菜サラダ
2)フルーツ盛り合わせ(かんきつ類)
正解(1)
ビタミンCはどちらにも多く含まれている。
朝のフルーツは金なりという言葉もあるがフルーツの中身がポイント。
かんきつ類に含まれる「ソラニン」という成分は
紫外線の影響が高まりやすい。
朝にレモンパックを顔にするなどもってのほか!
したがって紫外線を浴びる前にかんきつ類は食べないほうがよい。
かんきつ類を食べるならば夜のほうがよい。
<ビタミンCが豊富な野菜>
・赤ピーマン
・トマト
・ほうれん草
・ブロッコリー
一番のおススメは赤ピーマン(パプリカではなく赤ピーマン)
100グラム中170ミリグラム含まれている
レモンの2倍含まれている
さらにアップさせる食べ方は
生で食べるのもよいが よりいいのは「オリーブオイル」
ビタミンCは油と一緒に摂ると吸収がよくなる。
活性酸素を悪玉化させない働きもある。
サラダにかけて食べてるとよいが よりフレッシュなほうがいいので
市販のドレッシングをかけるプラス生のオリーブオイルをかける。
食べるだけでもいいが 肌に塗るとよい!
不飽和脂肪酸は直接 肌から吸収も可能。
夜のお手入れにするよい。
=まとめ=
●朝出かける前に赤ピーマンサラダがおススメ
オリーブオイルをかけて
●朝は柑橘系のフルーツはひかえる
メラニン色素は何のためにある?
メラニン色素を作るのはメラノサイトという細胞。
メラノサイトは表皮の一番下にいる。
紫外線があたると表皮の細胞に傷がついてしまう。
これを守るためにメラノサイトがメラニン色素を出す。
メラノサイト細胞に日傘を差すように メラニンは細胞を守っている。
メラニンは決して悪いものではなく
細胞を傷つけないように守る役割をしている。
日傘を差す状態があってもちゃんと新陳代謝がよくなって
皮膚が再生されて皮膚の上に上がってしまえばシミになることはない。
小学生などは紫外線を浴びて日焼けしてもシミにならないが
それが代謝が悪くなったり 紫外線を浴び過ぎちゃったり
代謝が悪くなって出ていかないのでシミになる。
メラニン色素とうまく付き合っていくとが
紫外線に負けない身体を作る大事なポイントとなる
先生おススメの夕食の作り方
「細胞」を作る原料と
「再生を促進させる」食材を食べる
<細胞の素となる食材>
ココア
岩ガキ
大豆
しらす
豚レバー
コンビーフ
ラム肉
牛肩ロース
ココア以外はみなたんぱく質が入っている。
人間はたんぱく質からできているので素にもなる。
皮膚の細胞の素になるもの 一番のポイントは岩ガキ。
それは岩ガキには亜鉛がたくさん含まれている。
亜鉛は肌細胞の素になる。
カキ・豚レバー1日50~70グラム程度。
<肌の細胞を促進させる食材>
蜂蜜
卵
たまねぎ
共通しているのはLシステイン。
よく美白のサプリとして使われている。
アミノ酸の一種で肌細胞の再生を促進する。
皮膚の代謝をよくしてくれるので
日傘の細胞もドンドン外に出していってくれる。
この中で一番手軽に摂れて美味しいのは蜂蜜。
蜂蜜は顔に塗っても大丈夫。
食べるときにはカロリーもあるので小さじ1~2杯程度。
ココアに入れる時に お砂糖の代わりに蜂蜜
ミルクを入れる代わりに豆乳にするなどするとよい。
■楽天「蜂蜜」で検索
=最大のポイント=
午後10時~午前2時
お肌のゴールデンタイム
肌を休めるべし!
寝ていると成長ホルモンが出て 肌の細胞の生まれ変わりをよくする。
寝れない場合 女性はこの時間 化粧をしないだけでも効果的。
お肌のゴールデンタイムをさらに効果的にする
「たった2分のキッチンペーパーパック」
キッチンペーパー1枚
鼻を出すように適当に裂け目を入れる。
手持ちの化粧水でもいいが
ミネラルウォーターを霧吹きに入れる。
顔に載せたキッチンペーパーにたっぷり吹きかける。
これで2分ほど置いておくと保湿ができる。
夜だけでなく朝にやるのも紫外線の防御になる。