植物にいやされて*園芸日誌*

2009/07/13(月)20:43

アルツハイマー病にならないための食習慣スペシャル

脳・認知症・アルツハイマー・脳梗塞・血管(24)

本当は怖い家庭の医学(診察日:7月7日 )より アルツハイマー病にならないための食習慣スペシャル 誰もが年をとれば発症する可能性がある病「アルツハイマー病」 実は最新の研究によるとある生活習慣を改善することで 病の発症を予防できる可能性があることがわかってきました。 それは「食生活」 スタジオでのホラーチェックは「短期記憶力チェック」 短期記憶力というのはちょっと前の出来事を覚えていられる能力のこと。 アルツハイマー病を発症するとさまざまな情報をコントロールする 脳の各部位が機能低下を引き起こし 短期記憶力が衰えてくる。 ・最初に数字を見せてそれを7秒間で覚える ・そのまま続けてまったく別の問題を主題 回答する ・その後 最初の数字を思い出して回答する 数字を覚えていられるかどうかがポイントとなる。 『【アルツハイマー病】~謎を解く手がかり~』 T・Mさん(男性)/69歳 会社経営 50歳を過ぎてからは毎年、健康診断を欠かさず受診し、 健康面での大きな問題はなかったT・Mさん。 そんな彼に最初の異変が起きたのは、今から3年前66歳の時。 昨日読んだ本をどこまで読んだのか、よく思い出せないのです。 その1年後、地図通りに来たつもりなのに、 なぜか目的地が見つからなくなります。 その3ヵ月後、ついに自宅への帰り道もわからなくなってしまいます。 1時間近く探し回りようやく家にたどり着きましたが 今まで感じたことのない不安を感じ病院を受診しました。 1)どこまで読んだか思い出せない 2)地図が読めない 3)毎日通っている道がわからない 病名⇒ アルツハイマー病 <なぜ、ある生活習慣からアルツハイマー病に?> 「アルツハイマー病」とは、脳の神経細胞が死滅し委縮、 認知機能が低下してしまう病気。 物忘れにはじまり、やがて徘徊などの症状が起こり、 最終的には寝たきりになってしまうこともある病です。 アルツハイマー病を引き起こす要因には、様々な説がありますが、 これまでの研究で主に4つの危険因子がわかってきています。 ・加齢 ・遺伝 ・高血圧などの血管性因子 ・生活習慣 では、T・Mさんの場合、どんな危険因子があったのでしょうか? まずは「加齢」 そもそもアルツハイマー病は、50歳を過ぎた頃から 脳の神経細胞が生み出し始めるアミロイドβタンパクという、 いわばゴミのようなものが脳にたまることで、 神経細胞が死滅、認知機能が低下すると考えられています。 発症当時、67歳だったT・Mさんの場合も、 脳にアミロイドβタンパクがたまっていたと考えられます。 とはいえ、年をとれば、誰もがこの病を発症するというわけではありません。 そこで重要になってくるのが、「加齢」以外残り3つの危険因子です。 しかし、T・Mさんの場合、「遺伝」 「高血圧などの血管性因子」はあてはまりませんでした。 では残る「生活習慣」はというと、実は近年、世界中の研究者の間で、 生活習慣の中でも 特に「食生活」がアルツハイマー病と 密接に関わっているのでは、と注目され始めています。 病を発症する前のT・Mさんの食事をみると、 朝食は殆ど毎日パン食、昼食は麺類が中心、 夕食ではお酒はあまり飲まないものの、好物は揚げ物料理でした。 一見ごく普通に見えますが、こうした食生活と 病にまつわる謎を解く手がかりが意外なところにありました。 島根県出雲市で5年前から行われている厚生労働省の研究班による 「高齢者の認知機能と食生活に関する調査」 地域在住の高齢者357人を対象に、 日々どんなものを食べているかなどを事細かに調べ、 認知機能の推移と食事との関係を調べた調査です。 その結果、認知機能が低下してしまった人は、 食生活に2つの特徴があることが分かったのです。 ・魚介類をあまり食べない ・野菜をあまり食べない T・Mさんも、認知機能が低下した人と同じく、 魚介類と野菜はあまり食べないという同じ特徴が見られました。 では、なぜ、魚介類や野菜を食べないと認知機能が低下し、 アルツハイマー病の危険性が高くなってしまうのでしょうか? まず魚介類は、n―3系脂肪酸が関係していると言われています。 n―3系脂肪酸とは、いわゆるDHAやEPAの事。 サバやサンマなどの青魚に多量に含まれている脂です。 中でも認知機能と深くかかわっていると期待されているのがDHA。 DHAは、加齢と共にたまるアミロイドβタンパク、 脳の中のゴミを、たまりにくくすると考えられています。 野菜も同様。 ポリフェノールや抗酸化ビタミンが、 同じような働きをするのではと考えられているのです。 だからこそ、年齢とともに脳にたまるゴミを少しでも減らし、 アルツハイマー病のリスクを下げるためには、 魚介類と野菜を積極的に食べることが 大切ではないかと注目され始めているのです。 あなたは最近 野菜をちゃんと食べていますか? 魚料理を敬遠してはいませんか? そして何より 年々 物忘れが多くなってはいませんか? 野菜や魚介類を食べている日本人でも 認知機能低下を防ぐためには量が足りていない。 かなりたくさん食べないといけない。 島根県の「高齢者の認知機能と食生活に関する調査」で 実際に認知機能が低下した人の1日の平均摂取量がわかっている 魚⇒277.7g= キャベツ約1/4個程度 野菜⇒90.7g=さば約1/4尾 n―3系脂肪酸⇒2.2グラム=中トロ約2切れ 飲酒量が多すぎると脳が萎縮し様々な機能障害が起きると言われている。 5年間 認知機能が低下していない理想的な食生活を送っている夫婦 肉と魚の割合は 肉3:魚7 認知機能が良かった人の1日の平均摂取量 野菜⇒324.3g=キャベツ約1/3個 魚介類⇒132.1g=さば約1・3尾 n―3系脂肪酸⇒3.3g=中トロ約3切れ とはいえ これだけの分量を毎食調理するには容易ではない。 1日の平均摂取量から日本人の平均摂取量の差を引いた分を計算。 それぞれの量は 野菜が34.2g 魚介類が44.9g n-3系脂肪酸が0.5g 家庭料理研究家の奥薗壽子さんによるおススメ 常に1年間食べ続けるとなると 手軽に手に入る魚 さばや秋刀魚を使って常備菜を作っておくとよい。 ちなみに サバの水煮缶は、同じ量の生魚よりもn―3系脂肪酸が豊富。 1)サバとニラの和え物  2)さんまとトマトマリネ これらを常備し アレンジしていろんな料理に使っていました。 サバとニラの和え物を使って スープ、チャーハン、チヂミ さんまとトマトマリネを使って ホットボック、グラタン ■楽天「鯖缶」で検索 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ サバとニラの和え物 長ネギ(みじんきり) 1/2本 ニラ(小口切り) 1束 塩 小さじ1/2 しょうが(すりおろし) 1かけ サバ水煮缶 1缶 ごま油 少々 1) ボウルに長ネギとニラと塩を入れて混ぜる。 2) ニラが少ししんなりしたら、サバの水煮缶を煮汁ごと加える。 3) さらに、しょうがのすりおろしを混ぜ、 最後に香り付けのごま油を回しかけて出来上がり。 ごはんにかける場合は、しょうが醤油をかけると美味しくいただけます。 1日大さじ4杯で、今回の条件をクリア ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ さんまとトマトマリネ さんま 4尾 A) 水 2カップ 塩 小さじ2 小麦粉 適宜 ごま油 適宜 トマト 2個(約300g) B) 醤油 大さじ2 酢 大さじ2 みりん 大さじ2 大葉 20枚 みょうが 6個 1) トマトは食べやすく切って、調味料Bに漬け込む。 2) さんまは、頭とおなかをキッチンはさみで切り落とし 内臓を出してきれいに洗う。 3) 親指を中骨にのせ一気に開き、骨を取り出す。 4) 1匹を4等分し、Aの塩水に5分ほどつける。 5) キッチンペーパーで水気をふいたら、たっぷり小麦粉をまぶし、 ごま油でかりっとなるまで焼く。(ふたはしない) 6) 焼いたさんまを保存容器に入れ、(1)のトマトを漬け汁ごとかける。 7) 食べるときに、大葉のせん切り、小口切りにしたみょうがをたっぷりと混ぜる。 1日、さんま2切れで足りない分が補えます 魚の臭みを取る小麦粉をまぶして焼くと、n-3系脂肪酸が流れることを抑える

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