植物にいやされて*園芸日誌*

2010/11/20(土)21:15

2010年度版 目で見てわかるがんドック スペシャル【愛華みれさん】早期発見で奇跡のカムバック!

血圧・仮面高血圧・糖尿病・痛風(26)

みんなの家庭の医学(2010/11/16放送)より 私はこれで助かった!2010年度版 目で見てわかるがんドック スペシャル 【愛華みれさん】早期発見で奇跡のカムバック! <実際の症例> 元宝塚花組の男役トップスターとして一世を風靡した愛華みれさん。 現在も、舞台にテレビに、幅広い活動を繰り広げています。 しかし、今から2年前。 愛華さんの身に突然“がんが発覚” ガンを見つけた時は「何だろう?」と言う程度。 目で見てわかるガンのサインに気づいていなかった。 果たして愛華さんが患ったがんの正体は? 「目で見てわかるがんの症状」とは一体どんなものだったのでしょうか? 宝塚入団から13年、34歳でトップスターの座に登りつめた愛華さん。 過酷な競争を勝ち抜き、ようやく手にする事ができる主役の座。 そんな彼女たちに徹底して教え込まれるのが「辛いときこそ笑え!」ということ。 ぎっくり腰でも熱があっても舞台に立ち続けました。 怪我や病気でどんなに苦しくても、自分が頑張れば、 病気の方が逃げていく、そう考えていた愛華さん。 しかし、そんな彼女の頑張りすら、まったく通用しない 恐ろしい病が、彼女の前に立ちはだかるのです・・・ 2008年2月。 大好きな姉の美奈さんと、芝居を観て帰り、着替えている時に、 ふと鎖骨のあたりに、直径5センチ・ピンポン玉ほどもある、 ポコッとしたやわらかいしこりを見つけたのです。 痛みは全くなく 当の彼女はその異変の原因が  二重に巻きつけていたネックレスのせいだと決めつけてしまったのです。 とはいえちょっと心配になり、そのしこりを姉に見せます。 お姉さんは、しこりをひと目見るなり、重大な病の可能性を疑いました。 頭の中に 痛みがあるものより痛みのないもののほうが危ない という認識があったからです。 さして緊張感のない愛華さんを無理やり説得し、病院を受診させることに。 診察の結果、医師は「リンパ腫」という病名を切り出したのです。 この時、愛華さんは、再検査すらおっくうに感じ 「舞台に穴は空けたくない」とばかり考えていました。 人事のように聞き流していました。 2週間後 愛華さんは結局 再検査をすっぽかしてしまいました。 問題のしこりに相変わらず何の変化もなかく 痛くも痒くもなかったからです。 病気は気合いで治すとばかり、病院に行かない愛華さん。 そんな妹の姿に、居ても立ってもいられない思いを抱いていたのが、 姉の美奈さんでした。 しこり発見から1ヶ月後。 その日、姉の美奈さんは、愛華さんの不在を見計らって、こっそりと自宅に侵入。 そして・・なんと、電話番号を書きとめるメモ帳を鉛筆でこすって、 病院の連絡先を突き止めたのです。 医師に電話したものの「本人でなければ教えられない」と言われ… 姉の必死の行動に、強く背中を押された愛華さん。 2008年3月。 再検査の結果、愛華さんは、紹介された癌研有明病院を受診。 そこでついに、病の正体が明らかになったのです。 <症状> (1)右の首の付け根、鎖骨のあたりに、    直径5cmほどの、ピンポン玉のようなポコッとしたしこり <病名>悪性リンパ腫 悪性リンパ腫は、白血病と同じ血液のがんの一種。 そもそも私たちの体内には免疫機能をつかさどる 「リンパ組織」が網の目のように張り巡らされています。 悪性リンパ腫は、この組織のひとつ、「リンパ節」の中にある 「リンパ球」ががん化し、増殖してしまう病のこと。 この病を発症すると、通常は直径2ミリ程度のリンパ節が膨張し、 5センチから10センチに達することも少なくない。 これこそが「目で見てわかる」悪性リンパ腫のサインなのです! このしこりは、首の周り以外にも、リンパ節が集中している、 腋の下や足の付け根に多く生じる事がわかっています。 この悪性リンパ腫のしこりを見分ける最大のポイントが・・・ しこりに触れても「痛みがない」こと! 風邪をひいた時など、首のリンパ節が腫れるのは、 侵入したウイルスと免疫細胞が戦ったことで生じる炎症の為。 通常、触ると痛みを伴います。 ところが、悪性リンパ腫の場合は自分の免疫細胞ががん化しているため、 ほとんどの場合、炎症は発生しません。 その結果、触っても痛みを感じないことが多いのです。 悪性リンパ腫は、血液のがんの中で最も患者数が多く、 年間およそ2万6千人が発症。 急激に患者数が増えている、警戒すべきがんのひとつです。 しかし、その反面、このがんは、早く発見すればするほど、 抗がん剤の治療効果が高い病でもあります。 それは、体中にくまなく張り巡らされた血管やリンパ管のおかげで、 薬が全身に行き渡り、隅々までがん細胞を退治できるからです。 だからこそ、目で見てわかるしこりを見つけたら、 一刻も早く病院で診てもらうことが大切なのです。 実際に愛華さんの身体にできたがんは病院を受診した時は5センチ  抗がん剤と放射線治療を施した結果 わずか3カ月で、がんは目で見えない程にまで小さくなったのです。 現在、3カ月に一度の定期健診を受ける以外、 以前と全く変わらない生活を送れるまでに戻っているといいます。 しこりは急に大きくなった? 愛華さんは鎖骨のくぼみにできたためしこりの存在に気づかなかった。 5センチあったので気づく2~3ヶ月前から リンパ腫のしこりができ始めたと考えられる。 血液のガンと言われて? 亡くなっている方を知っているので 不治の病ではないかと思いショックを受けた。 <主な血液のガン> 悪性リンパ腫 白血病 多発性骨髄腫 血液のガンはガンの中でもっとも抗がん剤や放射線が効きやすい。 愛華さんの場合も90%くらい治るガンだった。 悪性リンパ腫を早期発見するには? 特異的な検査はない。 人間ドック等の血液検査ではわからないことが多い。 実際には自分の目で見ることが効果的。 続く

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