2011/05/07(土)20:16
もうハラハラしないで大丈夫!お腹の不安スッキリ解消大特集(1)
カラダのキモチより
もうハラハラしないで大丈夫
お腹の不安スッキリ解消大特集
胃もたれや膨満感の時 胃はどうなっているの?
胃もたれや膨満感はお腹がパンパンになって
起きていると思っていませんか?
実は違うんです~
空腹の時の胃、空っぽの時は細く縮んでおり
およそ50~100ミリリットル程度と言われている。
では入ってきた食べ物はどこに溜まるのでしょうか?
そのまま下に落ちると思いきや
胃の上のほうで食べ物を溜めている。
この胃の上に溜める働きは胃の不快感に関係している。
そして胃にはもう1つ大事な働きがある。
満腹の胃はどうなっているのか?
おにぎりを2個食べた時の胃は
空腹時と比べるとかなり膨らんでいた。
400~500ミリリットルに膨らんでいた。
これでもまだお腹には少し余裕のある状態。
それではおにぎりを4個食べると胃はどうなるのか?
胃の上のほうまで膨らんでいた。
通常 健康な胃を持っている人は20倍程度は伸び縮みする。
1リットルから場合によっては2リットルまで広がる。
胃の不快感との関係は?
胃の上部の膨らみが悪くなることで
食事が自分で思ったよりも少ない量しか受け入れられない。
そういった時に膨満感が起きてくる。
溜める働きというのは胃が膨らむ働き。
それが弱った状態が膨満感。
健康な胃の場合は
胃の上部が大きく膨らみ食べ物を溜めることができる。
しかし胃の上部が膨らまず食べ物を多く受け入れらない。
膨満感が長く続くと食欲不振の原因にもなる。
もう1つの胃の大事な働きとは?
収縮して食べ物などを胃より奥に送り出す働き。
胃の下側がポンプのように食べ物を送り出している。
胃で消化した食べ物を十二指腸へと送り出す働き。
胃にはぜん動運動をして食べ物を胃酸と混ぜ合わせる働きがある。
十二指腸は胃と小腸を繋ぐ架け橋。
膵液や胆汁によって消化の最終仕上げをしている臓器。
胃もたれとは
胃酸で粥状になった食べ物を十二指腸に送り出せない状態。
食べ物が胃の中に長く残り食後しばらく経っても胃が重い。
つまり食べすぎなどで起こる不快感は
胃が膨れるからではなく 胃が膨らまなかったり
消化物が送り出されなかったことで起こっていた。
ストレスで胃が痛くなるのはなぜ?
どんな病気でもストレスが関係するが
特に胃に関しては自律神経が関係している。
胃では食べ物を溶かす胃酸と
その刺激から胃壁を守る胃粘液が
バランスを保って共存している。
胃酸=攻撃 胃粘液=防御の役割をしている。
しかしストレスで自律神経が乱れると
攻撃と防御のバランスが崩れ必要以上の攻撃にさらされてしまう。
その結果 胃壁が知覚過敏状態になり痛みや不快感が表れる。
ただしこのような胃の痛みは
ストレスの原因が取り除かれると収まる場合が多い。
しかし最近 胃のもたれや膨満感、胃の知覚過敏などが
長期間続く謎の胃痛が注目されている。
続く