植物にいやされて*園芸日誌*

2012/04/26(木)20:13

目を開けているのが辛い しょぼしょぼする「ドライアイと思ったら・・・」

目・眼瞼痙攣・耳・のど(54)

みんなの家庭の医学(2012/3/13放送)より 続き 60歳女性の悩み「目を開けているのが辛い」 3年ほど前から目がショボショボして 目を開けているのが辛くなりました 眼科に行ったところ涙の蒸発が早いといわれ 「ドライアイ」の治療が始まりました ところが症状はよくならず 今度は歩く時に ふわふわする感じが出始めたので ストレスのせいかと思い心療内科に行きましたが 原因はわかりませんでした 半年位前からは左目だけ開けていられない状態になり 何をしても集中できないし 運転もできません どうにかこの苦痛から開放されたいです この方のファーストオピニオンは「ドライアイ」だったが 果たして名医のセカンドオピニオンは? 治療すれば症状は改善できるんじゃないかと先生 テレビ電話で相談者を問診! 先生「今 症状はどんな具合でしょうか?」 相談者「左目が閉じたくなってしまって  閉じていると 片目が長く開けていられる」 目がショボショボすると言う訴えを聞くと まず眼科医は目の表面の病気じゃないかと考える 目の表面の病気の代表的なものをあげてみると ドライアイ、アレルギー性結膜炎、結膜弛緩症 相談者はドライアイの治療をしたが治らなかった それからアレルギー性結膜炎、結膜弛緩症も 眼科の診察では指摘されなかったので 目の表面の病気ではないものを考えなくてはいけない そこで先生が気になった症状は2つ 1)歩行中にふわふわする 2)左目だけ開けられない これについても少し詳しく聞きたいと先生 相談者「歩行中にふわふわするというのは  歩いていて景色とかハッキリ見えずらい  宙を浮いている感じのふわふわ感」 すると歩いていたり階段の上り下りをしていたりすると 「危ないな」と思ったりすることはありましたでしょうか? 相談者「ありました」 症状が出始める前よりまばたきが多くなってきましたか? 相談者「段々 多くなってきました」 今の質問の答えで先生はこの病気じゃないか と思うものが浮かんできたそうだ それを確認する意味で簡単なテスト 「ポンポコテスト」を行った 先生がつけた名前で診察室で実際に行っている検査 「ポンポコポン」のリズムでまばたきするをする 相談者は 1)リズムにあったまばたきができていない 2)眉毛が動いている  普通のまばたきはまぶただけで行う 3)眉間にシワがよっている 問診とテストの結果からいよいよある病気の可能性が高くなった 先生のセカンドオピニオンは「眼瞼ケイレン」 眼瞼ケイレンとは 脳の神経回路に故障が起き 眼を開ける筋肉に指令が伝わらなくなる その結果 まばたきがうまくいかないとか 両目を開けているのが辛いので片目をつぶってしまうのが特徴 歩くとふわふわするというのは集中力が欠けてしまう 目を知らず知らずのうちに閉じてしまうので 歩行中に物にぶつかったり 階段から落ちそうになる 本当に怪我をしてしまう患者さんも多い 眼瞼ケイレンの原因は? 誘発しやすいのは強いストレスや 神経系に効く薬の副作用 しかし結局よくわからない人も多い 相談者の方はどうすればいい? 根本的な治療法はない <アドバイス> ・ボトックス注射で筋肉を緩める  目をつぶりにくくするボトックス注射が有効 ・マッサージ効果のある眼鏡を使用  目を開けやすくするクラッチ眼鏡も有効 ・光を防ぐ眼鏡を使用 相談者さんには地元の神経眼科を紹介

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