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ロマンチック中年男の独り言 DVDレビュー、収集物、趣味全般、日々想うこと

2007年02月25日
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カテゴリ:映画DVDレビュー
<怨霊が案山子(かかし)に宿る> ☆3つ(☆5つが満点)
制作 2001年 公開 2001年 日本/香港 86分 DVDリリース 2004/7/10(廉価版)
監督 鶴田法男
原作 伊藤潤二
出演 野波麻帆(吉川かおる)、柴咲コウ(宮守泉)、グレース・イップ(サリー・チェン)、松岡俊介(吉川剛)

鶴田法男監督はリング0バースディや予言(つのだじろうの恐怖新聞を映像化)の監督、伊藤潤二は富江やうずまきなどのホラーコミックの作者として知られる。この二人が関わっているというだけである程度期待されるが、標準以下のホラーだった。

連絡の取れなくなった兄剛(松岡俊介)のアパートを訪ねてかおるはミミズのはうような字で書かれた手紙を見つける。差出人は不来彼方村の宮守泉、剛の高校時代の恋人からだった。

剛の行方を捜してかおるは不来彼方村の泉を訪ねることにするが、村手前の隧道(トンネル)で車のエンジンが止まってしまう。仕方なく村まで歩いて行くが、途中でやけに多くのかかしをしまい込む村人に出くわし、赤ん坊をあやす女性をのぞき込むとそれはかかしだった。

泉に会えなかったかおるは村で一泊するが、村の一年に一度の風習を経験することになる…。

案山子に無くなった人の想いを憑依させるという村独特の風習が、このホラーの核になる。古代から人形(ヒトガタ)に、他界した人の想いを憑依させるという風習は日本各地にあり、アイデア自体は受け入れやすい。

泉から逃れるため、山の中を駆け回るシーンはイザナギ、イザナミの黄泉比良坂(よもつひらさか)のエピソードをモチーフとしているようでもある。全国でカカシ祭りは実際に存在しており、このストーリーのヒントになっているように思われる。

たぶん伊藤の原作自体は様々な伝承や物語を下敷きにして描かれており、ホラーコミックとして十分成立してることが想像できる。ただそれを映像化した時に原作の良さが表現できるとは限らない。

映画ではホラー的な要素と、恋愛が嫉妬や怨念に変わっていく過程が描かれているが、その辺が観客にうまく伝わってこない。

香港との合同制作ということで、何からの配慮がこの映画に不透明な印象を与えているかもしれない。

ジャパニーズホラーとしては標準以下のデキで、☆2つにしようか迷ったが、☆3つにした(正確には☆2.5ぐらい)。

案山子 KAKASHI






最終更新日  2007年02月25日 22時54分31秒
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