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ロマンチック中年男の独り言 DVDレビュー、収集物、趣味全般、日々想うこと

2009年01月02日
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交通事故死:08年は5155人 8年連続減少 毎日.jp 毎日新聞社

交通事故死亡者が毎年減少しているようでいい傾向だと思います。しかし交通事故死の統計は事故発生から24時間以内に死亡した人が対象となるため、救急救命医療の向上によりかつては24時間以内に死亡していた人が延命するケースもあり(その後にお亡くなりなったり、半身不随や生命維持装置がないと生きられない状態になる人がいると思います)、5155人という数字を鵜呑みにして喜んでいいかは、?がつきます。

私が10代までを過ごした愛知県はその頃交通事故死亡で常に全国トップでしたが、その後北海道などがトップになっていました。しかし今回の発表ではまたトップになっていました(4年連続トップのようです)。

愛知は関東と関西を結ぶ交通の要衝であり、トヨタがあるように自動車の絶対数が多いことが原因かもしれません(東京圏や関西と比べると、愛知の鉄道などの公共交通機関は非常に貧弱です)。



殺人件数はどのくらいあるのか、調べてみました。平成20年版の犯罪白書が最新なので平成19年('07年)の数字ですが、殺人事件は1,199件です。交通事故死の1/5強です。

人口10万あたりの発生率は0.9なので10万人強の地方都市で年間一人が殺人でお亡くなりになる計算です(件数なのでアキバの事件のように複数の人が殺される事件もあるはずです)。
平成20年版犯罪白書 第一部 平成19年の犯罪の動向と犯罪者の処遇 3ページ 1-1-1-2表 刑法犯の主要罪名別認知件数・発生率・検挙件数・検挙人員・検挙率より

殺人事件は平成に入ってからは15年の1,452件を頂点として年々減少しています。

マスコミが殺人事件を必ず報道するため、毎日のように殺人事件が報道されています(注目される事件は数日にわたって続報が報道されます)。このため殺人が日常茶飯事のように一般視聴者に強く印象づけられていますが、交通事故死亡者の約1/5です*。

殺人事件などの凶悪事件を大々的に報道することで、凶悪事件の再発を抑止する目的があるのでしょうが、それによって一般の善良な人たちが殺人事件を非常に身近に感じるという悪影響があると思います。マスコミが社会不安の一因を作っているゆえんです。

マスコミは殺人事件被害者の客観的な数字をもっとアピールして、一般の善良な人が殺人事件に巻き込まれる可能性が非常に低いことを説明すべきだと思います。しかし凶悪事件をセンセーショナルに扱うことで視聴率を稼ごうとする利己的なマスコミの体質が改善されない限りそれはむずかしいと思っています。


各国との比較でも日本の殺人件数は非常に低く、先進国中で著しく治安がよい(日本 12治安 ウィキペディア)と言われてます。米国は件数で10倍以上、人口比率で5倍ほど殺人事件が発生しています(2005年の統計から平成19年度版 犯罪白書 資料1-8 5か国における殺人・窃盗の認知件数・発生率)。

犯罪白書によると認知件数(刑法犯、平成20年度版犯罪白書-平成19年の数字)は2,690,883件で、一般刑法犯件数は1,909,270件、そのうち窃盗犯をのぞく一般刑法犯が479,314件で窃盗が一般刑法犯に占める割合が6割を占めています。窃盗犯は1,429,956件です。

認知件数は年々増えていますが、かつては「警察沙汰」を嫌って通報しなかったような事件も、今のギスギスした社会では警察に駆け込むことが多くなったように思います。それが犯罪発生件数の見た目の件数を増やしているのかもしれません。

内数は分かりませんが窃盗の大部分は万引きだと思います。窃盗犯の数字も毎年減少傾向にあるようです。

窃盗犯の検挙率が27%程度のため、全体の検挙率を押し下げていますが、殺人事件の96.5%をはじめ、凶悪事件の検挙率は7~8割程度あるようです(関連ブログのリンクを参照ください)。


* 交通事故はもっともバレにくい暗殺方法と言われているので、事故として処理された死亡事故が実は殺人事件だったということもあるかもしれません。

関連ブログ
日本は世界で5位~日本は治安のイイ国? 2008年05月25日:凶悪事件統計資料のリンクがあります。

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最終更新日  2009年01月04日 19時04分58秒
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