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ロマンチック中年男の独り言 DVDレビュー、収集物、趣味全般、日々想うこと

2009年02月22日
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テーマ:ニュース(83600)
星島被告無期…裁判長「死刑は重きに過ぎる」 SAMSPO.COM サンケイスポーツ
東京・江東の女性殺害:星島被告に無期判決 もし裁判員なら…模擬裁判経験2人が判断 毎日.jp

会社員女性を殺人後、バラバラにして遺棄した星島被告に対して、検察側は死刑求刑しましたが、東京地裁の裁判官は無期懲役を選択しました。

以前は1人殺害で8年、2人で12年、3人で無期または死刑が量刑相場でした。犯罪に対する厳罰化でこの量刑も現在は厳しくなっていますが、やはり検察の死刑求刑は厳しすぎたと思います。

被害者の遺族のことを考えれば死刑が妥当という意見もありますが、遺族は本当にそれを望んでいるのでしょうか。テレビで会見する遺族の方が「死刑にして欲しい」とおっしゃるシーンをよく目にしますが、それが本当に遺族の方の意見なのか、疑問に思うことがあります。

親しかった人が殺されたら、その悲しみは表現のしようがないほど深く暗いものだと思います。いきおい加害者に対してその感情をぶつけるのも理解できます。

しかし記者会見でまぶしいライトを浴びて何度もカメラのフラッシュをたかれて、遺族の方はマスコミにその感情を煽られているようにも感じます。

犯人逮捕直後の気持ちが昂奮したその時は死刑を望んだとしても、実際に下された判決が重すぎる刑罰だとしたら、犯人が死刑になったその後、当時の激情が治まった後、遺族の方は「仇を取ってやった」と死刑を求めた自分を正当化する心の負担があるのではないか。

「死刑にして、あのことは忘れたい」というコメントを聞いたこともがありますが、遺族の方はきっとなくなられた方のことは忘れないでしょうし、犯人のことも忘れられないと思います。

今回の事件で犯人が死刑になったとしたら、遺族の方は普通より重い刑罰を何年何十年も経ったあとになっても冷静に受け止めることが出来るのでしょうか。

被害にあった方がすでにこの世にいない殺人事件の救いは果たしてどこにあるのか。死刑が遺族の方たちの救いになるのかは、個人的には疑問です。

すぐに始まる裁判員制度で裁判員に採用された一般の方たちも、死刑判決に慎重にならざる得ないと思います。自分がひとりの人間を死に追いやるという決断はとてもむずかしい判断だと思います。

殺人はもっとも犯してはならない犯罪です。厳罰が相当だと思います。しかし死刑は合法的な殺人であり、刑罰としてふさわしくないとも思っています。

現実に死刑が刑罰として存在する現状ではその運用を否定出来ませんが、吟味に吟味を重ねてそれでも死刑が相当と判断されたときだけ適用されるべきです。

地裁の裁判官の下した判決は無期懲役という死刑の次に重い判決です。私は裁判官を下した判断を支持します。


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最終更新日  2009年02月22日 10時25分30秒
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