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ロマンチック中年男の独り言 DVDレビュー、収集物、趣味全般、日々想うこと

2009年03月19日
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テーマ:ニュース(83479)
闇サイト殺人2人死刑1人無期「悔しい」:nikkansports.com
闇サイト殺人 裁判員制度に重い課題(3月19日):北海道新聞 社説

闇サイトで知り合った3人が女性を拉致監禁して山中で殺害した事件で、2名に死刑、もうひとりに無期懲役の判決が出ました。

判決理由で「被害者の命ごいに耳を貸さず遂げた犯行は無慈悲かつ残虐で戦慄(せんりつ)を覚える」(nikkansports.comから)と述べられたように、許し難い犯罪です。

被害者の母上が「3被告全員に死刑を求めていた。悔しい」(同上)と言った気持ちも充分理解できます。

匿名性の高いネット犯罪に対する抑止力を狙った見せしめの意味もあるようです。私もネットの住人の端くれとしてそんな不届きな人たちが駆逐されるのは大歓迎です。

しかしです、やはり私は死刑に反対です。北海道新聞の社説にもあるように一人殺害に対して死刑は罰が重すぎる気がします。

裁判長は主文を後回しにして判決理由を1時間半にわたって述べたそうですが、それはやはり重すぎる量刑に対して裁判官としての理性がなにか後ろめたさのようなモノを感じたから、それを正当化するための長い判決理由だったのではないか、と思います。

死刑判決を求める気持ちには殺された肉親の仇を討ちたい、幸せだった故人と同じような目に遭わせたい、という気持ちがあると思います。

その側面には、おおざっぱな決めつけを承知で書きますが、幸せな人生を送ってきた人の気持ちがあると思います。被害者の母上は肉親が悲惨な目に遭うまではきっと幸せな人生を送って来たのだろうと思います。

死は幸せな人生を突然断ち切るむごいモノ。被害者となった女性はきっとそうなのでしょう。

しかし犯罪を犯す被告たちのような人間は、幸福な人生を送ってこなかった可能性が高い。被告の一人はふてぶてしく「死を恐れない」などとうそぶいたそうですが、あるいは彼らのような人間にとって、死は幸福でない退屈な人生から開放されることになるのではないか。

死を何とも思わない人間たちに死刑は懲罰として果たして有効なのか。そんな人間にとっては殺人者という重い十字架を背負って長い残りの人生を生きていくことこそが、本当の罰ではないのか。

死刑相当の凶悪犯罪を犯した人間が幸せな人生を送ることはきっとないでしょう。しかし刑務所の冷たい塀の中で自らの行いを悔いることができれば、幸せでなくても意味のある人生と言えるかもしれません。懲罰の本当の目的はそこにあるはずです

* ただし犯罪者のために税金を使うのはバカげています。死刑廃止に賛成します 2007年09月11日の 2) 経済的な観点をご覧ください。


前回の記事(星島被告に無期懲役判決:2009年02月22日)に、バラバラ殺人を行った被告に対して無期懲役が科せられたことを私は支持しました。

日本の無期懲役は終身刑ではなく早ければ20年程度で釈放されます。無期懲役刑の欠陥であるように言われています。

それでもそれは犯罪を犯した人間にとって決して幸せなことではないと思います。刑務所から出た前科者は、その犯した犯罪のレッテルを背負って世間から冷たい視線を受けて生きていかなければなりません。

再犯率が高いという問題もあり、凶悪な社会不適格者は殺してしまえ、という考え方もあるかもしれません。それは今の法律ではもっとも経済的で正しい方法かもしれませんが、やはり死刑は合法的な殺人です。短絡的で性急な考えだと私は思っています。

そんな凶悪性向な人間こそ無期懲役刑を本当の終身刑にして、一生塀の中で懲役(奉仕)させるべきだと思います。


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最終更新日  2009年03月20日 00時46分42秒
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