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ロマンチック中年男の独り言 DVDレビュー、収集物、趣味全般、日々想うこと

2017年10月16日
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カテゴリ:ドラマ
なんだか興奮して途中から「クソつまらない」個人的妄想になってしまいました。読んでくれる方はどうかご了承ください。

連動企画で前番組(『嵐にしやがれ(放送内容|嵐にしやがれ|日本テレビ)』)を3時間もやっていましたが、録画しただけでまだ見てません。
初回予告
先に生まれただけの僕 | 日本テレビ 日テレ無料 by 日テレオンデマンド こちらから初回全編が無料視聴できます(21日まで)
先に生まれただけの僕 ウィキペディア

人気絶頂の櫻井翔主演ですからきっと数字もいいだろうと思ったのですが、裏のフジTV『世にも奇妙な物語』と食い合ったようで、10.1%でした(奇妙は8.4%)。

先に生まれただけの僕:櫻井翔主演の社会派学園ドラマ 初回視聴率10.1% 2017年10月16日 MANTANWEB
中山美穂が27年ぶり出演の「世にも奇妙な物語」視聴率は8・4% 2017年10月16日9時28分 スポーツ報知

5年前までは私も会社員(当時は社員1万人超えの大企業)でしたから、商社マンの鳴海涼介が専務の失脚で左遷されるという話はなんとなく理解できますが、こんなあからさまな報復人事ってあるのか?、とリアルじゃない(ドラマ的な演出)だと思いました。私は準課長クラスにしかなれなかったので、派閥というものを経験したことがないからかもしれませんが。

偏差値44の赤字私立高校を立て直すという話から「『ドラゴン桜』か?」と思ったのですが、今のところ"櫻井"校長は直接生徒の学力アップに関わるつもりはないようです(蒼井優に「特進クラスの生徒を一流大学に入れてください」と言って丸投げでしたし)。
ドラゴン桜 (テレビドラマ) ウィキペディア 阿部寛演じる弁護士の役名は"桜木"先生で一文字違いでした。

若くてイケメンの"櫻井"校長は短い訓話で生徒の達の心を鷲掴みでした(嵐の櫻井くんですからそうするのが自然でしょう、苦笑)が、先生からは総スカンでした(笑)。

いまのところ先生方は生徒に教える(のとそれに関わる付帯業務)が仕事だと思っているようで、学校が赤字なっていても親会社の樫松物産がなんとかしてくれると思っているので、まったく危機感がありません。

「私立学校の教師は公務員じゃない」という"櫻井"校長のもっともな言い分も、先生"様"である教員たちには届きませんでした。ぬるま湯につかった連中には何を行ってもムダということでしょう(苦笑)。


で、後半は親が脳疾患(脳梗塞?だったか忘れました)で倒れて進学に不安な生徒(勉強熱心らしい特進クラスの生徒)が、教室で友人を相手に大立ち回りを演じることで騒動が起きます。

職員会議でやっぱり教員たちから総スカンを食らった"櫻井"校長は、外で聞いていたその生徒に自分が奨学金を借りて大学を出たことを熱弁しますが、その生徒にも届きませんでした(途中までいいスピーチで音楽もそんな感じでしたが、生徒の拒絶で思いっきり外してくれました、苦笑)。


"櫻井"校長は利子も合わせて600万の借金ができたと言っていましたが、親がいない母子家庭なら無利子の奨学金が借りられたはずです。そのリアルじゃない設定には何か伏線でもあるのでしょうか?

で、"櫻井"校長の素晴らしいスピーチから件の生徒の拒絶までで私が感じたことは「最近のガキは甘えすぎだっ!!!」ということです。

17総選挙で各党は様々な「教育無償化」を公約に挙げていますが、私は安倍総理が訴える「やる気のある学生に大学奨学金を支給する」というのが、一番現実的だと思います。

勉強する気のないやつに金をやるのはドブに捨てるのと同じです。「友達は大学行くのに貧乏で大学いけないのはかわいそう」と思うのは勝手ですが、だからといってそれだけの理由で税金を使うのは納税者に対する背任行為です。


私は2浪の年から大学卒業までの5年間を新聞奨学生という新聞配達のバイトをして、学費と生活費をすべて自分でまかないました(当時まだカタカナ表記だったサンケイ新聞大阪本社採用)。

新聞奨学生 ウィキペディア

上のwikiにリンクされた各新聞社の奨学金制度を見ると、私がやっていた30年前よりも給料や労働条件待遇がずいぶん良くなっていて、朝日新聞は4年間新聞配達を続けたら420万までの学費が奨学金として支給されるようになってました。

私が新聞奨学生をやっていた頃は80年台後半でバブルによるインフレの影響が学生にもあった時代で、現在のデフレでモノが安く手に入る時代が本当に羨ましいと思います。

1日7時間程度働かなければならない(しかも基本的に日曜の夕刊以外は休み無し)のは、時短で1日の労働時間が7.75時間(私のいた会社はそうでした)かそれ以下になっている会社員より労働時間が長いです。

関連ブログ
バブル入社ですが、なにか?(新聞奨学生と就活の思い出) 2015年05月27日
こちらにもう少し詳しく書いています。


私は日本育英会の奨学金も(貧乏母子家庭だったので無利子で)借りていましたから、30代半ばまで返済していました。ただし借金総額は(高校時代借りた分も含めて)200万を切る程度でしたし、返済は夏冬のボーナス時期の年2回でした。それに返済が始まったのは会社に入った2年目からでした。

"櫻井"校長は「名の通った会社でも最初の給料は少ないし、毎月3万を返すのは大変だった」ということを言ってましたが、私の時は随分違う、あるいは勘違いしているのかと思いました。

「社会人になって返済の義務が発生して初めて奨学金が借金だと知った」という"櫻井"校長の言葉もありましたが、そう感じたのはきっと充実した楽しい大学生生活を送ったから、その落差にショックを受けたのではないかと思います。

私は同志社に入学したときに「貧乏」だけを理由に授業料半額免除をしてもらいました(事務局で大騒ぎして泣き落とししました、笑)。1年生で登録した単位を半分以上落としたので2年目からは無理でしたが(笑)。

日本育英会の奨学金は書類審査だけで貸してもらえるので、あるいは「天から与えられたお金」程度にしか思わなくても無理はないかもしれませんが、それが借金だと思わないのはそもそも人間としてダメだと思います。

裕福な家庭じゃないから自分はかわいそうだと心のどこかで思っているとしたら、そしてお金を貸してもらって大学に行くという意識もなく奨学金を借りるのは、借金を踏み倒すダメ人間予備軍です。

学校で「借りたお金は返す」という当たり前のことを教えないのでしょうか?。そうだとしたら現在の教育は間違っていると思います。


親が脳疾患で倒れたくだんの生徒の甘ったれた態度に違和感とともに怒りさえ感じました

蒼井優は「高校生はカラダが大きいだけでまだ子供だから」と言ってましたが、今は18歳から選挙権があり、子供扱いするのは間違っています。

私も高校時代に将来のことなど考えていませんでした。将来何をしたいかなんて考えたことはなかったと思いますし、大学進学を決めたのも2年の時の担任に「私立ならわりといいところを狙える」と言われて私立大進学コースにしたぐらいです。貧乏母子家庭だったので私立に行くようなカネがないくらいはわかっていましたが、なんとなると思っていました(くだんの生徒のように悩むことはなかったです)。

結局、自分だけが頼りということだと思います。

親が裕福で大学費用の一切合財出してもらえる家庭環境でも何かのきっかけで自殺してしまう敏感な人間もいるでしょうし、私のように大学進学の金がなくても新聞奨学生に応募し、毎日のキツイ労働に「今日こそは販売店に戻ったらやめるって言ってやる」と思いながら、結局5年間続けて大学を卒業する鈍感な人間もいます。

私は基本的に楽観的な人間だと思います。5年前にリストラされてずっと無職のままですし、昔に失敗したことをいろいろ思い出して鬱になって落ち込むことはしょっちゅうです。死にたいと思うこともたまにはあります。しかし実際に自殺の準備をしたことは一度もありません。

私の人生訓は「いろいろあるけどなんとかなるだろ」です。


人生に目標を持ってそれに向かって努力するのは素晴らしいことだと思います。小さい頃から努力を続けてオリンピックでメダルを取った人を見ると本当に頭が下がります。

しかし輝かしい成功に到達できる人は、ごくごく一部のほんの一握りの人です。ほとんどの人たちは夢に敗れて目標を達成できないことが多いです。夢に敗れて目標を達成できないことを大げさに受け止めたら「死んでしまおう」という極端な考えに行き着くかもしれませんが、多くの人はそんなことはなくてほとんどの人はその後の人生をなんとか生きていきます。

日本はもう10年以上(20年以上?)も先進国でトップクラスの自殺率を記録しています。武士のハラキリの伝統や、戦争中には「生きて虜囚の辱めを受けず」と軍国教育をされて、特攻というバカげた自殺攻撃作戦を上層部が計画実行したこともありましたが、日本人が自殺をしやすい遺伝子を持っているということではないと思います。

私が思うにドラマやマスコミが自殺を美化して伝えがちなことが影響していると思っています。キリスト教が「自殺を罪」だと教えているのに対して、無神教の日本人にはそういう歯止めがないことも原因かもしれません。


とりとめのない話になってきたのでまとめると、義務教育や高校で教えるべきことは、いろいろな価値観が認められた現代に生きる人間としての優しさを身につけることと、何があってもへこたれない強い気持ちを育てることだと思います。

関連ブログ
なぜ本を読むのか 2014年06月19日

話が逆転するようですが、ラストあたりで蒼井優が「現実を教えればいいってもんじゃない」と"櫻井"校長を罵倒していましたが、奨学金が借金だという程度のことは先生が教えてしかるべきだと思います。

借金してまで勉強したくないと思えば、高卒で就職すればいいと思います。ただし「高卒だと将来損をする可能性が高いので大学を出たほうがいい」程度のことは教えていいと思います。

父親のいない母子家庭に育った私は、弁護士になったら金が儲かるとか、医者になったら将来安泰*などの赤裸々な本当の現実を教えてくれる人がいなかったので、綺麗事しか教えてくれなかった学校に不満を感じています。

* ただし変動著しい現代では「過去の価値観」が通用しないことも多くなっていると思います。

結局はその人の人生なのだから、「苦労する」のも「失敗する」のも「その経験を踏まえて成果を得る」のも本人です。先生は生徒が間違った選択をしないように多くの可能性を提示して、正しい選択を出来る程度の知識を教えるのがいいんじゃないかと思います。

関連ブログ
“朝生”貧困問題 ~Chikirinの日記から~ 2008年05月01日
人間の本性は?~自己責任について考えたこと~ 2008年09月05日


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最終更新日  2017年10月17日 13時13分03秒
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