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コマさんの 気まぐれDIARY

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2020.01.11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
それはずっと 子どもたちの間で行われてた

私より前に子どもたちの面倒をみていた(海老沢園長ご推薦の)大学生指導員もそして高山先生も・・もちろん保育園の先生や彼らの親御さんも知らなかった​影の儀式。。​


高山先生にいつもくっついて行動してる呈。。
彼にはある障害があった。

あるものへの強い執着
時々放つ幼稚的な言葉
思い通りにならないと体中を震わせて癇癪を起したり物に当たる・・
それらが彼の心に巣くっていた。

そういった障害は 大人が隠そう隠そうとしても
子どもたち集団はすぐ嗅ぎつけ
甚振りの対象にされるのだ。

豪は この特別な存在にすぐ気づき
自分のストレスの捌け口にしていた。

ストレス?

10歳にも満たない子どもたちに 
どんなストレスがあるというのだろう。。?

多くの世の大人たちは そう思うかも知れない。

だが 先日 豪と再会した際、彼の口からある話を聞き
きっと彼は そうした心の闇を呈の中に見つけ
それを払い除けたいがゆえに 虐めていたのだと よく分かった。

人は自分がそうなりたくないと思う存在を他に見た時、
それを深く嫌う生き物である・・・。

自分の弱さを他に見つけた時も 同様である。

**************☆

そう・・
それは 私が海老沢園長と交わした学童バイト契約期間終了まで
1週間足らずという。。8月後半に起った。

午前中の課題も一通り見終え 
子どもたちは各々 おもちゃ(保育園で使わなくなったパズルとか?クレヨン、部品がほとんど揃ってないレールセットやミニカー、オセロなど)を出してきたり童話の本を見たりして給食の時間まで思い思いにやり過ごしていた。

その日は豪ちゃんも学童でお昼を食べる予定になってて・・
なんだか 呈だけそっちのけにして
風や空、大を集めて悪だくみしていた。

呈は 「またあの子たち わるいことかんがえてんだよ きっと」
そう呟きながら お気に入りのミニカーを床に転がして遊んでいた。

そこへ大がやってきて『ずるぅーおまえだけそれであそんで』
空も口をそろえて『そうだよ それ保育園の赤ちゃんが使うやつなのに』
大:『わー呈 バブちゃんみてぇーきったねー よだれでてる』
大が呈の持ってたミニカーを豪と風が座ってる窓際の方に転がす・・

そのミニカーが運の悪いことにボス:豪ちゃんにぶつかる

豪:『だれだ?!こんなことすんの!』
豪の怒りのスイッチは他の子の何倍も速く入力される(;´Д`)

すでに彼の顔は真っ赤
大の傍にいた空が
『こいつだよ!こいつが豪ちゃんにミニカーぶつけた』
そしたら現場を見てない風まで
『呈、さっき豪ちゃんの悪口言ってたから・・それでじゃない?』

呈は泣きながら 『なんで みんな ボクのせいにするのぉ。。』

それでも 『あやまれよー』『そうだよ この赤ちゃん!』
みんなが囃し立てるので とうとう呈はブチ切れ
皆が使う勉強机をひっくり返した。

そしたらまた その机の縁が豪に直撃。。。

『おまえ 何しやがんだよ!』

呈の胸倉をつかむ豪ちゃん・・

給食の準備していた高山先生が 『豪ちゃん やめなさい』
そう制止しようとするが 頭に血がのぼった豪を止める事は出来なかった


思えば そういった呈虐め
この夏休みの至る所で目にしていた・・・。

だけど自分はこの子たちにとって 仮の先生・・。
子どもたちにとって 良い先生で終わりたかったから
うるさい小言も説教も控え
これまで子供たちの面倒をみてきた高山先生のご判断に
すべてを委ねてきた。

だけど・・・
ものには限度がある。

1対1の戦いならば目もつぶろう・・。
だけど彼らは集団で弱い者を虐めてきた

豪ちゃんという大きな権力に隠れ 
自分で思ってる事さえ口にできず・・。

そういうやり方が正しいと ここで覚えてしまったら
彼らと関わった 私は あとあと凄く後悔すると思う。

わずか20日かそこらの彼らとの関わりだったけど・・
それぞれの瞳は 〝誰かに救って欲しい” そんな信号を放っていた


例え嫌な先生と思われても
いつか きっと分かってくれる時が来る・・この子たちなら

わたしの胸はドカドカ高鳴り 体中が熱くなっていた。
愛する者を裁かなくてはいけない・・悲しみの叫びが





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Last updated  2020.01.12 01:11:42



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