あおの軌跡

2008/11/02(日)21:15

本『鹿男あをによし』万城目 学氏著

本(73)

幻冬舎刊。 「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」。二学期限定で奈良の女子高に赴任した「おれ」。ちょっぴり神経質な彼に下された、空前絶後の救国指令!?「並みの天才じゃない」と金原瑞人氏激賞! ちょっと前にTVでドラマ化されていたものの原作で、2008年本屋大賞で8位に選ばれた作品です。 ウチの職場の図書室で借りて読みました。 面白かった!! 神の使いの鹿に指示を出され、日本を救うという荒唐無稽な話な訳なんだけど、本当に面白かった!! ワタシはこの前読んだメロドラマのような本より、こーゆー本の方が数段面白いと思ってしまいます。 でも、たぶん、この本は多くの人が面白いと思ってもらえる話だと思います。 この作者の前作も面白かったみたいだから前作も読んでみたいなあ。 この本は奈良が舞台なので、奈良に行った時のことを思い出しました。 ワタシは奈良時代の仏像が好きなので、何年か前に奈良に一人で旅行に行ったことがあります。 あの時は、誰に遠慮することもなくたっぷりお寺を見て、誰に相談することもなく好きな物を食べて、気が向いただけ歩いて、本当に有意義な旅でした。 ワタシはドラマを見ていなかったのですが、主役の『おれ』を玉木宏氏、同僚の藤原君をドラマでは女性とし綾瀬はるかさんが演じたらしい。 やはり若干設定は変えているのですね。 堀田イトを多部未華子さんが。 『目がちょっと離れた魚系顔。でも美しい。』という。この人はイメージ通りかな。

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