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醤油ラーメンとカツ丼

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2009.06.14
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カテゴリ:雑記帖
6月10日の折口信夫の歩きながら眠るくせの話の中で、
「電柱にぶつかつたりしなかつたんだらうか。」
と書きました。

実際にぶつけた話をどこかで読んだやうな気がすると思つて
記憶を探つたらなんと折口ではなく黒田官兵衛(如水)でした。
ぶつけたのはもちろん電柱ではありませんが。

司馬遼太郎の『播磨灘物語』にかういふところがある。

 あの日、宿に帰って考えこんでいたとき、不意に柱に
頭をぶつけた。梁がきしんだかとおもうほどの音がして、
やがて髪の中から血が滴った。
 善助がおどろき、すべるようにして官兵衛のそばにきた。
「癖だ」
と、官兵衛は善助を追いやった。



「若き日日」の章から。
善助は栗山善助(のちの栗山備後守利安)

血が滴るほどだから、かなり痛烈にぶつけたのですね。
ぼくも考へごとをしながら歩くことが多いので気を付けよう。

ところで、この話は何か資料に基づいて書かれてゐるのでせうか。
それとも司馬遼太郎の創作なのでせうか。







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Last updated  2009.06.14 01:20:48
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