リューリューママのチャレンジ・ザ・療育

2006/08/25(金)10:44

ひさしぶりのデスク・レッスン!!

ABA(応用行動分析)の取り組み(82)

お盆休みからずっと、デスクレッスンが止まっていたままだった私たち親子。 休み明けは、関東の療育先へ行ったり、スーリンの反乱があったりしで、またまたレッスンが再開せず、やきもきしていた。 やっと、スーリンが言い訳を聞いてくれて、今日はババちゃんの家で待っているという…… そのかわり、 「お迎えにいったあとに、ママとスーリンで畑のトマトをつみに行こう」という約束して… さて、しばらくぶりのレッスンにリューリューはどういう対応みせるのか?? と心配したが、あっさりいつものようにやり始めた。 動作模倣も、手を横にのばすのがなかなか、うまくできず、どーしても ピヨピヨが羽をのばしているくらいにしか伸ばさない。肘は曲がったままだった それが昨日は割合と、うまく伸ばしていて、飛行機ブンブンくらいにはあともう一歩!! という形になっていた。 すっごーーーい!!リューリュー!! と高い高い!! それを何回か試行しているうちに汗びっしょりになって頭がクラクラしてきた。 休憩を取る……歳よのぉ~~~~~泣。 ここでクーラーをいれ、19度に!!冷やしすぎ?? 一息いれて、音声指示。これはまだ動作模倣から移行中なので、数は少ない。 あたま、目、くらいか。あと、耳や、口、肩、鼻、足などもできないわけではないが、 あまりにもできたりできなかったりがランダムすぎるので、 初心にたちかえり、一つずつ確実におさらい中なのである。 それから、机に向き直って、弁別学習に…… 盆休み前まで、バナナとトマトがどうしても弁別できなくて、トマトといっているのにバナナを触る。どうしても、バナナにつられてしまっていた。 個別だと、しっかり、バナナー、トマトーと区別ついているのに、 トマトどれ?? と聞かれてすぐに取れなかったのでゲンナリしていた。 ところが今回は、まあ、バナナにつられて手がおよぐものの、なんとかトマトにたどりつく。 どうやら、個別の名詞と物がむすびついて、知識としてあるものの、 指示の意味がよくわからなかったらしい。 トマトどれ?の前にバナナどれ? を散々やったので、バナナどれ?というひとまとめの指示とその動きが強烈に焼きついている。 なので、 ……どれ?? という最後の音にひきずられて、そのセットだったバナナに手が行っちゃうみたいだった。 ……………………… そうなのか確信はないけど、とりあえず、昨日はその仮定にしたがって、指示の強さを変えてみた。 つまり、トマトどれ? という声の調子を     トマト どれ? にしてみたのだった。 結果は、上々!! 多少、ひきずられるのは癖になりつつあったせいもあり、仕方ないとして、トマトにひきずられて、目はトマトに行く。手があとから追っかけて触る。 バナナどれ?の後遺症で、どれ?を耳にしたとたん、とりあえず手がバナナに行くのはまだ仕方ないとしても、頭では、トマトと言われたからトマトに触るんだというのは、わかってきたらしい。 まあ、しつこくやっても仕方ないので、切り上げる。 パズルや、おわん重ね(大小の入れる)、絵カードをみて物の名前を言う、という課題をして、50分くらいのレッスンが終了。 本当は、これくらいの単位のレッスンを1日三回くらいはしたいところだけど……まあ、あせらずにいこう。 ところで、絵カードをみて「これなあに?」の質問に答えて、「○○!」と答える課題だが、 昨日、間違えて、一枚、まだリューリューが言わない象のカードをいれてしまった。 リューリューはまだ動物に興味がなく、犬とネコもあやしいくらい…… 象なんて、一応、初期に3Dマッチングや2D同士でやったものの、これは象なんだ!!という認識なく終ったと思う。 それで、出したとき、思わず 『ありゃー、まあいいや、ダメモトダメモト……』と思い、「これなあに??」 と聞いた。 すると、「ゾウ」といったので、腰がぬけるほど驚いた。 過去に、私が切れて「これは、ゾウだよ、ゾウ」と言った後に、エコーで「ぞう」と気のない声をだしていたことはあっても、 自発は皆無で…… ダメだーー、まだまだ興味なしの動物はもっと先にしよう!!と全部撤去したのだ。 それが昨日たまたまではあったが、まぎれこんでいて、それを「ゾウ」とちゃんと発音した。 もう、こっちが ゾ~~~~~~~~~~~ッ!! である 子供とのレッスンって、正直、メンドイとか、イライラするとか、つらいとか思ったりして、きついなーとおもうのは、こっちがあまりに過大期待しすぎるからなんだと思う。 ダメ元でやっていて、できたらこんなにもうれしいんだから、ダメ元くらいの気持ちのほうが私には丁度いいのかも…… そんならば、失敗しても、ドンマイドンマイ♪って思って、怒らないで済むかな。 あと、やっていれば、いつかはできるんだなーということと、何がどこでつながってくるかわからないもんだなーということ。 日々できないで過ぎていくレッスンが無駄にみえても、無駄じゃないんだなあ。と心底思った1日でした。 おまけ…… レッスン終了後、『さあ、スーリンちゃん、ママとトマト摘みに畑へゴーよ♪』と迎えにいこうとしたとき、 窓の外には、ルンルン♪でババと手をつなぎながら、ザルにトマトを摘んできたスーリンとババが帰っていく姿が……!!! って、スーリン!あなたってば、そこで親子の絆を裏切りますか????!!!! ママ、撃沈したよ~~~~ん

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