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カテゴリ:ママのつぶやき
最近、就学問題などでいろんな資料や著作を読んだりしながら考えることがあります。
息子の将来について、私なりにひそかに考えている何本かのレールがありますが、願わくば、そのすべてにおいて、息子が息子なりの意思表示をして 「それはしたくない。」とか 「そうしたくない」とか 「そんなのはいやだ」とか 逆に 「それをしたいんだ。もっとこういう協力してくれ」とか 「それがいい。」とか 息子の気持ちがきちんとこちらに伝わる日がくるといいなあと思っている。 今の息子の言語・認知状態では、やっぱりどうもそこらへんがつかめないけど、少しずつそういうことがきちんと伝えられるようになればいいなあと希望をもって日々生活しているところだ。 では、私が持っているリューリューへのレールとは何か? と申しますと… 小学生時代は、基本は友達と遊び、友達という存在をひとりでも多く持てるような学生生活を送る。 自立して学校生活をすごせること。 大人の介助が常に必要な生活でなく、友達や先生たちのちょっとした手助けや声掛け、模倣でもってある程度、自力で過ごせる力をつくること。 中学にむけては、小学の上にたってのことなのであるが、できれば地元中学校の心障学級にかよわせてもらうことが望み。 勉強のフォローは家庭でもしっかり行うにせよ、できるできないは努力した末であるなら、あまり問題視しない。だが最低限の読み書きと計算は身につけさせる。 高校については、地元にある二つの通信制の高校が無理なく通えるかなあ…と思っていたりする。 小学生以上の上の学校については、本人の希望があれば他県にある学校でも可能であれば叶えたい。 親としては、やっぱり高校生くらまでは地元で生活してほしいが… 高校でストップか自然学園大学部のようなさらに上に行くか、ここらへんはまったくわからないが、本人が行くとみこして準備はしておきます。 いよいよ就労ですが… 親的には、作業所では生きるだけの糧がはいらないので、やはり、ここは田んぼと畑仕事もしてもらえれば…食べてはいけます。現実的な食の問題もともかくとして、いくらかは真面目な話現金収入になるからです。 それから、私の実家が今、知的障害施設に出している仕事があるのですが、(お菓子を入れる菓子箱をたたんで仕上げるというものです)そういう外注的な仕事を出してもらって外からも少しでも現金収入がある形を持ちます。 できたらパートでも嘱託でもいいから、社会的に会社員という肩書をもたせてもらえたらありがたいと思っています。 これは、実家が会社を経営しているから、そしてこちらの家のほうで田や畑があるからこそ描ける就労スタイルです。 あくまでもこれは親が準備してやれるであろう就職スタイルです。 もちろんこれは、私の一方的な息子の人生の担保的設計で今の私たち夫婦が準備していけるであろう確実な環境設定です。 なので、私はひそかに息子が 「ママの取り越し苦労だったね。俺にはこんな準備なんか必要なかったね♪」なんて言ってくれることをとてもとても期待しています。 そういういみでこちらの期待を裏切ってくれちゃって、 「おれはこういう学校にすすみたい」とか 「こういう仕事をしてみたい」とか 言ってすべての私の青写真を破ってくれることを楽しみにしています。 ですが、彼が彼なりにこの地域で生きていくことで 「もっと大規模に田んぼやりたい」とか 「もっとこんな仕事をママ実家の会社でやってみたい」とかそういう希望であっても 彼が彼の意思でもって伝えてくれたら、それはそれでまたうれしいことです。 頭をさげてでも、うちの田んぼ以外のところを探したり、仕事についてチャレンジさせてみてくれと頼んでみたいと思います。 こういう設計をもっていることは、私の単なる息子の将来に対する漠然とした不安感を解消するためで、精神安定剤のようなものでしかありません。 こんなこと一方的に思われている息子はさぞや窮屈でしょうが、笑、まあ、息子の将来を悲観し続けているよりはマシだと思ってしばらく我慢してもらいましょう。 息子には話すこともない話です。笑。 親が決めた通りの人生を送る必要はないのですから… ただ、彼が自分でいかんともしがたく決定できないような状態であるならば、親として必要最小限の成人男性として地域で生活していく手筈は整えておかねばならないと思っています。 これは、そのためのプランです。 これからもっと改善するかもしれないし、まったく違うプランにすり替わる可能性もありますが… 田んぼも畑も将来、夫が継ぐべきものですが、やりたくないと荒らしたり、売ったらヤバイので、釘さしのため夫には話しておりますが…笑。 息子はどんどん変わりますし、今の状態の息子を想定して私が勝手につくりあげたプランですから、当然無理もあります。 年々刻々と私のプランは変わるでしょうし、息子もきちんとした意思をもってくれるのではないかと希望もしております。 私がこの話をすると、実家の母などは、 「そんなこと徒労に終わるわよ~~」などと言って笑いますが… そうであってほしいと心底思うこのごろです。笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.02 23:43:06
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