お隣さんの国：韓国からの手紙

日本語講師の仕事は、以前から、ほとんどが1ヶ月～半年、長くて1年契約。

住民自治センターは1年契約で、
ずっと延長契約してきたが、
市からの補助金が減るということで、
受講生の少ない日本語教室がまず、無くなる方向性に。。。

日本語講座は今月末で10年3ヶ月になる。
10年も通った日本語教室なので、
いざ、無くなるとなると一抹の寂しさが。

それに、受講生が少ないからという理由で一方的に無くされる、ということにも、かなり「ソプソプハダ」な気持ちではある。

来学期が最後の学期になるか、
あるいはキリのいいところで今年の末までか？
という感じだったんだけど、

それを知った熱い韓国アジュンマたちが暴発。

事務所の経理のおばちゃんにも噛み付くアジュンマたち。

住民自治センターの上の人たちに文句を言いに行きましょう！
と、いきり立つアジュンマたち。

そのまま、みんなの声がだんだん大きくなり、
内輪で罵りあいの大喧嘩になった。

班長さんがワンワン泣きながら
「もう二度と来ません！」
と言いながら飛び出して行った。

はんらにゃ、手がつけられない。

でも、事務所のおばちゃんには
「はんら先生が生徒さんをしっかり諌めてくれなきゃ」
と叱られた。

いやいやいや、
そんなの、日本人にゃできませんって。。。

それに事務所のおばちゃん、
日本語クラスを無くしたいと思ってるのが見え見え。
それじゃアジュンマたちも気分が悪いって。

結果、班長も辞めちゃったし、
もうこの教室、来週で終わるかもしれません。（＾＾；）

帰ってきてから、よその住民自治センターで教えている友達のヨルジャさんに電話して1時間半も愚痴った。

愚痴ってたら、スマホも加熱したのか、
イキナリ切れてしまったので、
銀行に行ってちょっと頭を冷やしていたら、

今日は欠席して大喧嘩には参加しなかったチョーさんから電話が来た。
また責められるのかと思ったら、慰労の電話だったのでホッとした。

以前通ってた生徒さんからも
「先生、ウワサは聞きました。
大丈夫ですか？」
という電話が来た。

昨日の教室内での大喧嘩は天安市中のウワサになってるのかも。（＞＜）

そしてその後、喧嘩をおっぱじめた主犯からも電話があり、
「先生、今日は大変だったでしょう～」
とねぎらわれた。

おまえのせいじゃ！

などとは、勿論、優しい日本人は言いません。

あ～、もう、みんなの顔を見るのも憂鬱なので、
このままこの講座が無くなっても、仕方ない。


だんだんプーに近づいてる予感。＾＾；

ノギさんと一緒に、
日本語が学べ、バリスタコーヒーも飲める不動産屋開業に向けて新しい人生の出発？

30～40年前にはそろそろ定年退職だった年齢。
実家の母親は、今のはんらの年齢の時に既に孫が2人いた。

しかーし。
我が家はまだ大学生と高校生、お金のかかる2人の息子がいるので休めないこの現実。

教育費がかからなくなったら、平日の空いてる時に、あちこち旅などしたいな～

まだ8年半もあるかぁ～