テーマ:韓国!(16887)
カテゴリ:韓国人たち
昨日は、修能試験という、大学入学試験の日だった。
日本のセンター試験のようなもの? でも国を挙げて大騒ぎする不思議な日でもある。 特に英語のヒアリングの時間には、 航空機の運航まで制限されているとも聞く。 (騒音で音が聞こえなかったら大変!だとかで) 毎年、毎年、試験会場の前では後輩高校生たちが応援合戦を繰り広げ、 受験生の母たちが教会や寺、あるいは試験会場の前で涙で祈りを捧げている。 当日、受験生たちが試験会場に無事に到着できるよう、 公務員たちの出勤時間が遅らされたり、 パトカーが受験生たちを受験会場まで送ってあげたり、 大変な騒ぎだ。 なんで?(^^;) だいたい、韓国は受験生の70%近くが、スシ(随時?)という内申&書類を提出する制度を使って受験する。 スシは9月頃。 早い学校は10月半ばくらいから合格発表がある。 そしてこのスシで合格した学生は、 その合格した学校に行かなければならない。 つまり、修能試験は全く、関係がない。 修能試験で大学に行く学生のほうがずっと少ないのだ。 でも、高3生はみんな、修能試験を受けることになっている。 というのは、修能試験の結果は、等級制度だから。 上位4%までが1等級、11%までが2等級・・・となっている。 スシで合格が決まった学生たちが大挙、修能試験を受けなかったら、 模擬試験の結果と全く違う結果が出てしまって混乱するので、 一応、みんな修能試験を受けに行くことにはなっている。 だから試験を受けに行く学生たちの半分くらい、 特に地方都市ではほぼ大部分が、 修能試験では名前だけ書いて寝ててもいいような学生たちなのだ。 修能試験で大学を目指すようなお子たちは、 優秀でソウル圏の大学や医学部などを目指してるような優等生ばかり。 成績ふるわず、地方の名も無き大学に行く学生、 そう、うちの次男のような学生には、 受験票だけが大事。 この時期、あちこちで「受験生お疲れイベント」が開かれ、 受験票を持って行けば、 美容院もレストランもコスメショップも音楽会も ディスカウントしてもらえるのだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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