お隣さんの国：韓国からの手紙

日本は故人が亡くなった日を「命日」と呼んで
その日に墓参りをしたりお坊さんを呼んだりすると思うが、

韓国は亡くなった日の前日の夜に、チェサという祭祀を行なうのが一般的だ。

詳しくは、例えば、こちらを参考にしていただくと、前日の夜11時から亡くなった日の午前1時まで、もっと早い時間帯にする場合は亡くなった日の夕方7~10時の間にするのが一般的、と書かれているけれど、はんらの周りではややこしいからか、早い時間帯にしても、前日の夜にするのが一般的なように思える。

姑が亡くなったのは去年のクリスマスだが、
チェサは普通、陰暦でやるので、
陰暦だと、今年は12月15日、
つまりチェサは12月14日の夜、ということになる。

仕事だったコーちゃんはおいて、
3人で昨日の午後、天安を出発、
途中、休み休み、3時間弱でテグに到着。

ノギさんが知人の家に挨拶に行くというので、
はんらとよしくんは、「キム・グァンソク通り」に行くことにした。

「キム・グァンソク通り」に行くのは6年ぶり。
前に行った日のブログは、こちら。
　↑
よしくんがまだ子供だわ～＾＾

6年ぶりだったので壁画やオブジェなどがほとんど入れ替わってた。


土曜日の夕方、観光客で賑わっていた。



観光案内所、兼　ラジオ公開収録スタジオ。
こんなの、前にはなかったな～



昔の制服レンタルも、以前はなかった。



韓国人の好きな南京錠も登場してた。



ギターの弾き語りしてたキム・グァンソクにちなんで、ギターの形のベンチ。



キム・グァンソクの大ヒット曲「二等兵の手紙」にちなんで
新兵訓練所に向かう入隊列車のこういうオブジェも。



レストランやカフェも増えてた。



ゲームセンターも。



壁画も新しい。



昨日はノギさんの故郷の同級生たちが
我々がテグに行くというので夫婦同伴の忘年会を開いてくれ、
夜7時に、ネヒャンという韓定食のお店へ。



ノギさんの故郷の仲間の集まりは「永友会」といい、
本来は男18人の集まりなんだそうだけど、
この歳になるとみんないろいろあって（本人や奥さんの病気など）、
昨日集まったのは、男8人に奥さんたちが5人、
そして特別参加のよしくんの計14人だった。

食べたのは5万ウォンの韓定食だったけど、写真なし。



チェサは夜9時からやると聞いていたので、
8時半くらいにネヒャンを出て義兄の家へ。





チェサのあとはお供えの食べ物を食べることになっているので少し食べた。

クリスチャンの義姉が1人いるのだが、
クリスチャンはチェサをしちゃいけないそうで、
お供えの食べ物も食べちゃいけないんだそうだけど
（聖書の偶像崇拝に引っかかるんだとか）
それで、何だかんだといざこざ。
ノギさんの兄弟はいっつもこんなの。
義兄も義姉も苦手だわ。

「泊まっていきなさいよ」
と義姉たちに引き止められたけど、
これ以上、あ～だこ～だ言うのを聞くのも嫌だったので
丁寧にお断りして、夜の11時くらいに出発して帰って来た。
家に着いたのは真夜中の1時半過ぎ。

疲れたー！

今日はノギさんもはんらも丸1日、疲れが取れず、
ほとんどゴロゴロして過ごした。