2020/08/13(木)08:59
不動産不敗
韓国の不動産は不思議だ。
新築マンションより中古マンションのほうが高い。
価格がどんどん上がっていく。
マンション価格の上昇率は、物価上昇率よりはるかに高いのだ。
だから、新築分譲マンションを財産として購入して持っている人は多い。
どんどん価格が上がっていくから、
銀行に預けておくより財テクになるのだ。
韓国の金利は下がっているとはいえ、1.6%くらいはある。
昔は22%だった。
2.2%じゃないよ、22%くらいあった。
だから1.6%の金利でも、韓国人たちは
「金利がゼロに等しい」
と言っている。
マンション価格が上がり続けてるので、
借金してでも新築分譲マンションを購入しておいたほうが儲かるかもしれない。
財産税などもあるから、世帯によるのだが。
日本みたいにいつかは不動産価格が暴落するんじゃないかとずっと思ってきたが、
今のところ、まだ下がらない。
今週、天安市で新築マンションの分譲があったが、
その競争率が、
項目は、左から
広さ(平方メートル)、供給数、優先順位、申込者数、競争率・・・
つまり、どの広さのマンションも、優先順位1位の人だけで競争率が45倍~267倍ということ。
こんなの当選するはずないじゃん?!?
はんらとノギさんもとりあえず申し込んではみたんだけどさ・・・
優先順位は、持ち家が1軒以下とか、
住宅を買うための積立をしているとか、
そういうので1位がもらえる。
はんらもノギさんも持ち家が1軒なので、一応、優先順位1位なんだけど、
新築の分譲を申し込んでもなかなか当選しない。
そして中古マンションは値上がりしてて高くて買えない。
はんらは今、
この本を読んでるんだけど、
(おっと、まだ途中だからネタバレはいけませんぜ!)
占有屋や競売に関する内容が出てきて、
競売は一般人には馴染みがないと書かれている。
日本は今でもそうなのかな?
不動産不敗の韓国では競売には一般人も普通にいっぱい参加してて、
うちのノギさんの趣味もマンションの競売と言えるほど
しょっちゅうセッセと裁判所通いをしている。
毎回、人(普通の一般人たち)が溢れかえっているそうで、
まだうまくいったことは一度もないけれど。