お隣さんの国:韓国からの手紙

2024/10/04(金)21:56

ミュージカル 韓国版「ベルサイユのばら」

ミュージカル、お芝居、バレエ、音楽会(32)

日本からブロ友さんが来て、 一緒に、ミュージカルを観に行って来た。 ミュージカル「ベルサイユのばら」 我々が観た回の配役は、 オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(←すんごいお名前ですな):オク・ジュヒョン アンドレ・グランディエ:キム・ソンシク ベルナール・シャトレ:ノ・ユン ポリニャック公爵夫人:パク・ヘミ ロザリー・ラ・モリエール:ユ・ソリ ヴィクトール・クレマン・ド・ジェローデル:ソン・ヨン レニエ・ド・ジャルジェ(オスカル父):イ・ウスン ばあや:イム・ウンヨン ド・ゲネメ公爵:ソ・スンウォン 池田理代子先生の漫画「ベルばら」は、リアルタイムで読んでた世代。 ただ、当時ははんらも幼かったので、 女性が男装してることとか、 どう見ても女に見えるオスカルをみんな男だと信じてることとか、 理解できない部分、受け入れがたい部分が多すぎて、 それほど好きな漫画ではなかった。 それで内容もほとんど覚えてなかったので、 見る前にちょっとだけ予習。 あっ! でも、好きなアニメの実写版を見てガッカリするというのはよくある話。 予習、要らないか~?笑。 そんなワケで、ベルサイユのばらのウィキ版をちょこっと読んだだけ。 会場の忠武アートセンターは、新堂駅近く。 新堂と言ったら、トッポッキ通り~ こちらのお店で晩御飯を~ 有名人のサインがいっぱいの店だった。 一番辛くないと言われた基本2人セット(17000ウォン=1880円)に 茹で卵2つ(1400ウォン=155円)追加。 ここの店は、ほとんど、セルフになっていた。 人件費が高いですもんねー チーズ(4000ウォン=440円)を追加しましょう~ チーズも、この子が運んできてくれた。 チーズ投入。 最後の炒め御飯(3000ウォン=330円)も、セルフ~@@ ソフトクリームは、1つ2500ウォン(277円)。 斜めってます~ もっと上手に作って~~~ トッポッキ屋さんから会場までは歩いて10分もかからなかった。 この日のキャスト カーテンコールでの写真撮影も禁止で、 始まる前しか写真は撮れない。 今回、オスカル役だった、元アイドルグループ、フィンクルのオク・ジュヒョン。 彼女はチケットパワーのあるミュージカル女優。 彼女は、レベッカのダンヴァース夫人役がハマり役だったと個人的には思ってる。 他のミュージカルも見たけど、あれ以上ではなかったな~ でも今回のオスカル役もなかなか良かった。 しかーし! それ以上に、目立ってカッコ良かったのが、 ベルナール・シャトレ、つまり黒い騎士役の俳優、ノ・ユンだった。 やっぱり、韓国人は、 平民や貧民が集まって、 反逆デモを行うようなシーンが盛り上がるし、お上手! 華やかな舞踏会シーンより、 黒い騎士を先頭にデモる平民や貧民たちのシーンの方が、 歌も振り付けも踊りも、何もかも良くてカッコよかった。 ノ・ユン様(←もはや「様」付け~)がカッコ良すぎて、 アンドレが、かすんでるったら。 どっちが主役~? 原作じゃ、黒い騎士は主役じゃないでしょ? でも韓国版「ベルサイユのばら」では、 黒い騎士が主役よ、主役。 でもさすがはアンドレ。 2幕後半の、オスカルを激しく想うシーン、 最後にオスカルをかばって死ぬシーン、 撃たれて死んだオスカルを迎えに来るシーンは圧巻で、 もう、涙が溢れちゃう~ アンドレ役の俳優、キム・ソンシクも初見だったけど、 すごく良かった。 ノ・ユン様は検索してみると1995年生まれとすごく若くて、 その若さで、既にこんな大役。 将来が楽しみです~ オク・ジュヒョン以外は知らない配役だった今回。 他の日では、 有名なコ・ウンソンがアンドレ役とか、 テレビや映画で時々見かけるソン・ジェリムがジェローデル役とか、 そんな回もあったんだけど~ でも、今回、ノ・ユン様とキム・ソンシク氏という なかなか素晴らしい俳優さんを知れて満足。 しかも今回は、真ん中の列の前から3列目といういい席が取れて、 俳優さんたちが、3~4メートル先、 ほぼ実物大で見られたのも良かった! 17万ウォン(1万8800円)という高いチケットだったけど、 いい席が取れたから、これも個人的には満足。 カーテンコールではスタンディングオベーションで とても盛り上がった。 ただ、これは、韓国人の好みにカスタマイズした脚本のミュージカル。 マリー・アントワネットも国王もフェルゼンもほぼ出て来ない(マリー・アントワネットは出てくるには出て来たけどセリフがゼロ)ので、 「ベルサイユのばら」とは、別物の「ベルサイユのばら」です~~~笑。

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