カテゴリ:本
今年1年間に読んだ日本語の本(マンガ・雑誌除く)は、36冊。
今年読んだ本の個人的なランキング。 1. 鉄の骨 池井戸潤 ゼネコン談合というニュースでは聞くけど知らない世界の話でおもしろかった。 社会悪とされるものがどうして無くならないのか? ということも理解できた。 大学時代からの恋人が社会人になって価値観の違いからどんどん遠くなっていくのもリアル。 2. 不運な女神 唯川恵 不運というか男運が悪いと自覚する女性たちのお話、8編。 お話でちょっと出てきて主人公の気持ちを逆撫でする近所の人や義姉などが次のお話の主人公で、それぞれにいろんな事情があることが語られるので、そういう点でおもしろかった。 でもこれって、元々は「別冊文藝春秋」や「オール読物」などの月刊誌に掲載されたものを1冊の文庫本にまとめたもの。 バラバラに読んでもおもしろかったんだろうか? 3. 港町食堂 奥田英朗 旅雑誌の企画に乗って、船旅でいろんな港町に行って、きれいなお姉さんたちと食べたり飲んだりするエッセイ。 行き先は、 高知・土佐清水 五島列島 宮城・牡鹿半島 韓国・釜山 敦賀、新潟、佐渡 稚内、礼文島 釜山以外は知らない土地ばかり。 結構おもしろかった。 4. 「ない仕事」の作り方 みうらじゅん これまで世の中に「なかった仕事」を生み出すアイデアのひらめき方がおもしろい! 日本に住んでいなくても「マイブーム」や「ゆるキャラ」は知ってる。 5. 透明な螺旋 東野圭吾 ガリレオシリーズ。 ちょっと切なくなった。 6. コンビニ人間 村田沙耶香 芥川賞受賞作。 「普通って?普通じゃないって?」に焦点を当てていて、おもしろかったんだけど、読み進めるにつれて、気味悪さもあった。 7.そこなし森の話 佐藤さとる 小学生の頃に読み漁っていた佐藤さとるの童話。 きっと、はんらの一部になっていると思う。 8. 運命の貴族となるために ジョン・マクドナルド 「抵抗、批判、羨望、嫉妬、憎しみの思い、発言、行動は、自分自身を弱めてしまう」 「あなたの邪魔をする者はあなたを助けてくれているのだ」 あたり、とても共感できた。 年の瀬に、はんらとよしくんは少々、風邪気味。 早く治して年を越したいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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