コーちゃん、民防衛隊に
一昨日、町役場からコーちゃんに封書が来た。「民防衛隊の一般分隊に編成された」というお知らせと、主な任務についての内容だった。韓国人男性は、軍隊生活を終えて除隊しても、それを「除隊」とは言わない。現役軍人から予備軍に「転役」したと言う。よしくんも今は「予備軍」という身分だ。コーちゃんも去年まで「予備軍」だった。現役軍を除隊して8年間は予備軍なのだ。コーちゃんは予備軍になって8年経ったので、今年からは「民防衛軍」になる。1~2年目は年に4時間の教育履修、3~4年目は年に1時間の教育と1時間のサイバー教育、5年目以上はサイバー教育のみあるらしい。その他、日本でいう地域の消防団のようなお役目もあるらしい。町内で災害があった時や避難勧告などが出た時に率先して動くことになるようだ。40歳まで。韓国人男性は40歳を過ぎたらようやく、軍隊のお役目ごめんだ。公務員、学生(院生含む)、障碍者はこの民防衛隊には編成されないらしい。公務員は、災害や避難勧告の時には公務員としての仕事があるだろうし、学生は、韓国では軍隊より勉学が優先されるからだ。軍隊も、本来は勉学を優先させて、大学を卒業してから行くことになっているんだけど、卒業してから軍隊に行って、除隊してからさて、就活!というのが現実的ではない(普通は大学4年生で就活する)ので、ほとんどが大学生のうちに、志願して早期入隊してるのに過ぎない。ちなみに、去年までコーちゃんは、もし北朝鮮が攻めてきて戦争になったら30日後(だったかな?)に、天安博物館に集合して、そこから車両に乗って戦地に赴くことになっていた。今年からは民防衛だから、戦地に行かずに避難民を先導して避難先に行くことになるんだろう。日本語ウィキにもあるので、詳しくは、こちら(←クリック)そうそう、昔は45歳までだった。ノギさんも45歳までたまに招集がかかってたっけ。