実家の父のこと
今日は実家の父の誕生日、93歳になりました。高齢の親を介護している方たちは、長生きが必ずしも幸せではないということを感じていらっしゃると思う。うちのノギさんはたいそうマザコンだった。シングルマザーで苦労しながら育ててくれたお義母さんに対する思いは格別だった。義母は95歳まで長生きされたが、晩年には義母のことで振り回されることが多くなり、うちのノギさんでさえ「마음이 멀어졌다(心が遠くなった、気持ちが遠のいた)」というようなことを言い出した。実家の母が3年前の2月に亡くなったため、3年前、2年前、1年前、毎年のように父とは会った。3年前は足腰も元気だったし、ちょっとボケたことも言うようになっていたけれどまだまだ普通に会話ができ、やり取りができた。2年前(←クリック)も元気で、一緒に外食をした。ただ、この1週間後に妹が父に会いに行ったら1週間前に我々と会ったことも一緒にカニを食べたことも何一つ覚えてなかったらしい。去年の父(←クリック)はもう1人で歩くことが難しくなっていて車椅子で一緒にお墓参りには行ったものの一緒に外食はできなかった。その後、父の認知症は更にひどくなり意思疎通も難しくなり、施設内で徘徊が始まって夜中に他の人の部屋に勝手に入ってしまったりして施設の人たちに迷惑をかけるようになってしまったようだ。施設側から「他の利用者の方にも迷惑がかかって困ってるんです。」と言われ、妹もとてもショックを受けていた。父は若い頃からとても善人で、多くの人からいい人だ、人格者だと言われてきて、人様に迷惑をかけるようなことなど一切してこなかったのに、長生きしてしまったら、毎日、人様に迷惑をかけているというのだ。そして、今年の1月の末に父は脳梗塞を発症して緊急入院した。施設からは「退院しても、受け入れは難しいかもしれない」と言われたそうだ。ということは、また施設を探さないといけないのか。。。その後、入院先の医師と妹が面談した。・認知はそれほどひどくなくてある程度の意思疎通は可能。・左半身麻痺で動かせない。ほぼ寝たきりになりそう。リハビリをしても回復は見込めない。・車椅子に座ることも難しい。妹が実際に父と会ったら、ホントに意思疎通が前よりずっとできるようになってるらしい。脳梗塞の副反応???(@@)これで、徘徊も出来なくなり、元居た施設に戻れることになった。先週、施設に戻ったら、意志疎通がかなり可能なのでデイサービスの利用可能、更に、左手も左足も動くので寝たきりというわけでもない、という状態らしい。脳梗塞を起こして、状態がちょっと改善したのは不思議。でも義母も、一時期かなり認知が進んだ感じだったのにその後回復して、亡くなるまで、頭はしっかりしていた。今、大学病院の実習に行くと、超老人が乗った車椅子を老人(多分、息子か娘か嫁か婿)が押しているのをよく見かける。将来、もし長生きしてしまったらこうなるのかと思うと、ビミョーな気持ちだ。