ウルトラマンメビウス第33話「青い火の女」恋するてっぺい!
群馬県前橋市の青柳歯科 院長 たかくんの特撮フリーク!メビウス、今回のお話は、帰りマン47話に登場した「フェミゴン」。フェミゴンは本来、不定形な火の玉のような生命体で、人間に憑依する事で初めて実体化する宇宙怪獣で、人魂怪獣と呼ばれています。前回登場時は、MATの紅一点である丘隊員に乗り移り、通信機やレーダーのスイッチを切ったりして、MAT隊員たちを危険な目に合わせようとします。この結果、丘隊員は強制休暇になりました。MATや帰りマンとの戦いにおいては、口から火を吐き、背中の突起で帰りマンを刺し、さらに帰りマンの後頭部に噛み付くなどの攻撃です、 今回登場したフェミゴンは、帰りマン登場の初代とは別個体で、外見的特長や能力の差異から、フェミゴンフレイムと呼ばれます。初代との違いは、テッペイが解説したように、フェミゴンフレイムが傷つくと憑依された人間も傷つく点、目と口から火炎弾を出し、炎を食べる、人間に憑依した時に炎を出すなどです。あらすじ:テッペイが大学の先輩に奇妙な依頼をされた。彼の妹・ミサに悪魔が取り憑いたので助けて欲しいというのだ。不思議な青い炎を目撃した時からミサは時々パニックを起こし、その度に周囲に炎が上がるという。ミサに一目惚れしたテッペイは必ず助けることを約束する。調査の結果、彼女に取り憑いたのはフェミゴン。かつての防衛チーム隊員にも乗り移った記録がある。しかし今回は過去のケースに比べ、フェミゴンとミサがより一体化しているため、怪獣を倒せばミサも死んでしまう危険があることがわかった!なんとか彼女を助けたいテッペイは、フェミゴンに向かってメビュームシュートを放とうとしたウルトラマンメビウス、ミライを責める。メビウス・ミライと人間・テッペイの対比:フェミゴンとの戦いは、人質を取られた戦いです、メビウスは人質の命を救うのか、他の人々の命を救うのかと天秤にかけられた形です。メビウス・ミライ、苦境に立たされて、テッペイにも責められるのは気の毒です。テッペイの「ミライ君は正義を守るウルトラマンだから・・でも僕は彼女を守ると約束したから・・僕は人間として彼女を見捨てることはできない・・」というテッペイのセリフは、ミライには相当きつい言葉だったと思います、このやり取りには、何か問題が生じた時に、ウルトラマンは人間と違うと見なされやすいことが表れます。テッペイの方は、自分の言葉がミライの心にダメージを与えたことをわかっていて、素直にミライに謝るところにテッペイの良さがあります。ここに、チームとしての仲間としての思いやりが出てきます。 代償なき行為:たとえ恋が実らなかったとしても、相手が自分のことを心の中に焼き付けて、感謝の一言でもあれば救いはあるが、ミサが一連の記憶を失ってすべてを覚えてない、という展開はあまりにもテッペイが可哀相でした。「たとえ何の代償がなくても、最後まで頑張る」というテッペイの言葉は胸に刺ささります。頑張れテッペイ!純粋で優しい君なら、必ずハッピーエンドになると思う、たぶん。