【父親が息子に伝えるマンション学】

ごめんなさい。

日記掛けませんでした。

ひどい風邪を引きました。

鼻はグジュグジュ。ピジュル、ジュク、ジュジュル、ビシュシュー（鼻をかむ音）

鼻が止まらずそうすると料理の味も判らなくなってしまうんですね。

大好物のなんとかって言うプリンも感激が薄れてしまくくらい。

その分今日は書きます。

以下しばしお付合いを・・


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

『パッと見が大事よ』



それはそう。

そうなんですが、やっぱり反省するのは、

途中を省きすぎ。



いきなり
「マンションはねぇ。パット見で決めるんですよ」

「それが大事。それだけですよ～～（＾▽＾」

といわれれば、


「オイ、大丈夫か？」



そう思ってしまいますよね。

自分でもそんな不動産屋信用できません。

怪しすぎて二度と近づきません。



でも・・

でも・・・


途中経過を省いてしまったのがいけない、そう反省しました。


パッと見が大事なのは建物について。


新築マンションを購入する時には
モデルルーム、パンフレット、図面集、設備仕様書、建物の説明書その他もろもろ多数。

資料があります。

これを見てお客様はいいマンションかどうか考えます。


ところが中古マンションの場合は、こんな資料はほとんどないといっても良いくらい貧弱です。

あるのは間取ののったチラシ一枚。

請求して初めて出てくる管理規約。使用細則。契約書。重要事項説明書。

言われなければでてきません。それは新築も同じ。



ちょっと違う書きたいことが浮かんでしまった・・

お許しを。


マンションを購入する時には重要事項の説明をしなければいけないんです。

重要事項というのはそのマンションについて大切なこと。（そのまんま）

それは契約を結ぶまでにしなければならないんです。



ところが・・


契約の時にいきなり重要事項の説明をし出すんです。

お客様は知りません。

「重要事項って何？」
訳のわからない文字がいっぱい出てきてすらすら説明され

最後に、

「質問がなければこことここに署名、捺印お願いします」当然のように薦められます。

「質問？」

「質問って言うけど全～部聞きたい」
でも何となくそういえない雰囲気が？？？

不安ながらもこれが当然なんだ。みんなそうなんだと自分に言い聞かせ
はんこを押します。




或いはこんな話も・・



「重要事項の説明は３パターンがありますのでお好きなのを選んで下さい」

１番目・めんどくさいからさっと簡単な説明でＯＫよコース。約３０分
２番目・とりあえず重要な部分のみの説明してよコース。約１時間ちょっと。
３番目・全部納得するまで説明してよコース。３時間以上無制限。

「どれにしますか？」
と言いつつ
１番を選択させるように雰囲気を作る。楽だから。説明する方は。

ここまで言われると
ほとんどのお客さんは１番か２番を選ぶ。

３番を選ぶ人はいないのか？

実はいるんです。

１００人に１人くらいは。

でもそんな人は先に契約書、重要事項説明書を要求してきます。

そして納得した上で契約になるので逆に時間は掛かりません。
本当はこれが一番よい方法。買うほうにしてみれば。


売るほうにしてみれば面倒。


できるだけ簡単に済ませたい。


どうせ説明しても理解できないだろうし（というより自分が理解してないのが多い）
とにかくさっさと。


こんな考え。



これじゃお客さんが不安になっても不思議じゃないですよね。

ところが、

当の本人、購入した人はぜんぜん不安でない。

何が重要なことなのか教えてもらってないので自分が危ない橋を渡ろうとしていることすら気づいていない。


これを読んでいるあなたもそんな経験を・・・？



思い当たってしまうところはないですか？




でもあなただけではないのです。


「知らない内に契約が終わっていた。内容はよくわからない」
「けど不動産屋さんにそう言われたからそうした」

ほとんどの人がこうです。（反論があるのを承知で言い切ります）

「俺は全部理解して契約した。俺は大丈夫」

そう言う人はすごい。とほめられること、かも・・。


でも契約をする人全員がこうあって欲しいんです。

契約することの重要性を理解して欲しい。
マンション購入は一生に一度。あるかどうかのこと。


「売る人も買う人も真剣勝負」



自分で情報を集め自分で判断をする。


そうしないと、
悪徳不動産屋なら簡単にあなたを騙してしまうかもしれませんよ。


その契約書大丈夫ですか？
重要事項の説明は？





脱線して時間がなくなってしまいました。





書いていくと次々と浮かんできて収集がつかなくなるときが。



気をつけよっと。