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雲の上はいつも蒼空

★フィレンツェ

子連れでイタリア!


2000年1月6日 ローマからフィレンツェへ


この日は、フィレンツェへ列車で移動。
列車の時間まで間があるので、バルベリーニ駅近くの、
骸骨寺院S.M.Concezineを見学しようと、行ってみる。
...しかし、どの扉も固く閉まって、入ることが出来ない。
子連れだから、あんまり怖いものを見せるのも何かな?
と、あきらめる。

今度は宿の方へ戻り、バルベリーニ宮殿の中の、
博物館もしくは美術館を見学しようとするが、
こちらも入場できず。

仕方がないので早めにテルミニ駅へ行く。

乗車するのは、ユーロスターという急行列車。
約一時間半の道のり。
期待していた車窓の景色はそれほどでもなかったが、
当時鉄道少年ならぬ鉄道幼児だった息子は、
見たことのない外国の急行列車に乗れることに、
大コーフン。
「ユーロスター乗ったもんね~」と後々まで嬉しそうだった。

フィレンツェには昼ちょっとすぎに到着。

宿も、比較的駅に近く、すぐ発見。
荷物を置いて早速観光に出かけることが出来た。

この日は、東方三博士の礼拝の日にあたり、
ヨーロッパでは、クリスマスの一連の行事が、
この日のお祭りで一区切りという感じ。
(マドリードでも、以前この日にお祭り騒ぎに出くわした)

イベントのことを知らずにピッティ宮へ行ったら、
色とりどりのクラシカルな衣装を着たパレードが、
出発を待っているところで、大勢の人が集まっている。
TVカメラなども取材に来ていた。
出発まで時間があって、じっくり見ることが出来た。

イロイロな役に扮した男女や子供たち。
旗を持ち、回したり投げ上げたりする人たち。
とにかくその衣装の色がなんとも素晴らしい。
深みがあって、上品な色合い。
出来合いの安っぽいものではなく、豪華でステキだった。
(ビデオや写真があるのであとで画像を入れたいなぁ)

出発を待って、格好長い時間をピッティ宮の前の広場で過ごす。
ローマと違って、天気も悪く、けっこう寒い。

パレードを見送り、ピッティ宮の見学へ。
ここは92年に訪れた際、ストライキをやっていて、
入場できなかった思い出がある。
ピッティ宮二階の、パラティーナ絵画館では、
息子がモザイクみたいなタイルの床に寝そべって、
ぐるぐる回転するというぐずり技を見せて、
やっぱりおんぶ。
パレード見学で、冷え切った身体に、息子をおんぶした夫は、
相当疲れたみたいだった。


1月7日 フィレンツェ2日目
この日は朝から気合を入れて、ウフィツイ美術館に、
8:30の開館と共に入場しよう、と思っていたのだが、
思わぬところに困難が待っていた。

息子が服に着替えるのを嫌がったのだ。
(いつも嫌がるのだけれど、この日は特に強硬だった...)
夫と二人で、なだめたりすかしたりおどしたり、
ついには押さえつけて服を着せるという事態に。

もちろん息子は暴れる泣きわめく...。
えらく時間がかかって着せ終えた時には、
心身ともにくたくたの状態だった。

それでもなんとか9時過ぎには、ウフィツイ美術館に到着。

長あい階段を登って展示室へ。
息子はけっこう自分で登ってくれたので、
今日はおんぶしなくてもOK?...と思いきや、
作品の前の柵の中に入って、係員に注意される、
&床に寝そべり回転という強力ワザで即おんぶに。

有名なボッティチェルリの
「春」「ヴィーナスの誕生」のある部屋は、ほどほどの人数。
(観光シーズンだと部屋に入るのに順番待ちの列が出来るとか)
そして、絵の前にベンチがあったので、
ゆっくり、じっくり見ることが出来て満足。

この日の昼食は、
シニョーリア広場の西側にあったピッツェリアに入ったのだが、
スパゲッティペスカトーレとピッツァカプリチョーザが、
とってもおいしくて、この旅行一番の当たり食事。

片手でくるくると回すピザつくりの様子もガラス越しに見えたし、
従業員の人も親切で、息子を抱き上げて遊んでくれたりして、
とてもいい思い出になった。

この日、せがまれて露天でミニカーを買ってあげた、
ところが、午後、
サン・ジョバンニ洗礼堂で、さっそく息子は床の格子から、
下の地下室(入れない)に落としてしまった。あーあ...。
行く前から、イタリアで優れもののおもちゃとか、
カッコいいミニカーとかがあったら、
買ってあげようと思っていたのだが、
あいにくとおもちゃ専門店というものをついに見かけずじまい。
文房具屋さんも見なかった。
大体、前回来た時もイタリアではスーパーマーケットを、
見つけることが出来なかった。
(今回ローマテルミニの地下街で見つけたのが初めて!)
自由旅行だったので、それが一番不便だった。

さて、フィレンツェの象徴、ドゥオモ昇りは464段。

ということで、また息子におんぶ紐をつけたのだが、
登るのに順番待ちの列が出来ていて、待っているうちに、
息子が脱走して「イヤだ」と言い出したので、
私と息子は下に残り、パパだけが登ることに。
(実のところ私はほっとした)

広場の隅に救急センターのようなところがあって、
常に待機している救急車が数台いて、
息子がとてもそれを気に入っていたので、そこで待つことにした。

しばらくその辺を歩いたりして、ふと、ドゥオモを見上げると、
一番上に、人が何人かいるのが見えます。
もちろん、誰かなんて判別はつかない。
でも、もしかして、そこにいたりして、と手を振ってみると、
なんと、向こうも手を振るではないですか!
「パパだよ!ほら、ドゥオモの上でパパが手を振ってるよ!!」
と言うと、息子もわかったらしく、
「パパー!」と喜んで手を振っていた。

この時のことは、本当に印象深かったみたいで、
帰ってきてからも「パパがドゥオモのうえで手をふっていたの、ママとぼくはしたにいて、パパに手をふったの!」
と、身振り付きで言っていました...。


1月8日 
この日は実質最終日


シエナとかサン・ジミニャーノとかの近郊の街にも行きたいね、と、
出発前には話していたのだが、2.5日ではフィレンツェだけでも見きれない、
という感じであきらめる。

サンタマリア・ノヴェッラ教会(フィレンツェ中央駅の近く)、
サン・ロレンツォ教会、メディチ家礼拝堂(豪華!)、
ダヴィデ像のアカデミア美術館を見る。

アカデミア美術館は、入り口が見つけにくく、
長いこと周囲をうろうろしてしまった。疲れたぁ。

そこからドゥオモの方に行く途中、何気なく立ち寄った、
革小物の店で、キーホルダーを購入。
そんなに高価なものではなかったのだが、
これがなかなか今では愛着の品。
しっかりしていて、2年半毎日持ち歩いても、まだまだ大丈夫。
お土産にもっと買っておけば良かったな、と後から思う。

ヴェッキオ橋の上を散歩する。
(着いた日は祝日だったので、
彫金細工や宝石のアクセサリーなどを売っている橋の上の店は、
全て閉まっていた。)

ヴェッキオ橋の近くの店で銅版画のカードを買う。
ウィンドウに飾られていた、
フィレンツェの風景のものを探したのだが、
それは売り切れていた。残念。

街を歩いていると、すれ違う人たちが、
息子にウィンクしたり、ニコニコして手を振ってくれたり、
あやしてくれたりする。
日本よりずっと子供好きの人が多いな~、という印象。
息子は普段は引っ込み思案なのだが、こういう扱いを受けて、
嬉しそうに手を振り返したりしていた。

子連れの観光客も多く見かけた。
ベビーカーに乗せてる人が多かった。
3歳くらい?と思われるような子も乗っていたりして。
息子は、1歳代からベビーカーを嫌がって乗らなかったので、
持っていても荷物が増えるだけだが、
もし乗ってくれれば、有効な手段かもしれない。
(ただし平地だけ)

晩の食事は大失敗。
疲れたので宿の近くのリストランテに入って、パスタなどを食べたのだが、
全然おいしくなくて、悲しかった。
(私のパスタの方がずっとおいしいと思った)
前日の昼に入ったおいしいお店に行けばよかったと後悔する。


1月9日フィレンツェから我が家へ

10:35発の飛行機に乗るために、8時頃に、
フィレンツェ中央駅前(西側)のバス停留所へ。
前の日の夕方に場所も時間も調べておいたので、
楽勝!とおもいきや、
待っても待っても来るはずのバスが来ない!
2本分以上待って、ようやく来たバスに乗ると、
駅の東側にも停留所があって、
そこで運転手さんが降りていってしまい、
さらに十分ほど待たされてしまう羽目に...!!
(思うに循環バスで、東側が始発、西側が終点だったのでは?)
バスで20分足らずの距離に50分近くもかかり、
間に合わなくなるのでは?とホントにハラハラしました。

何とか間に合い、空港でチェックイン。
その時に「3人並んだ席がない」と言われ、
困ったなと思ったけれど、その場で何とかしようと、
とにかく飛行機に乗る。
帰りはフィレンツェ→ミラノ、ミラノで待って乗り継ぎ、
成田へ。
フィレンツェからミラノは一時間足らずの距離。
小さい飛行機で...でも、なんか感触がいいなあ、
と思ったら、なんとシートが革張りだった!
ベージュの本皮。
(もちろんエコノミーですよ。こんなの初めて)

ミラノの空港では、乗り継ぎ待ちが約2時間半。
とてもきれいな空港で、カフェテリアも、街の値段とさほど変わらない。
(たいてい、空港の中は街より物価は高いものだが)
のんびりして14:00発の機内へ。

ここで問題だったのは座席。
家族3人がなんと26K,27K,28Kという縦並びにされてしまったのです!
2歳の息子が一人で座れるはずもなく、
アテンダントの人や、周囲の人に頼み込んでみましたが、
混んでいるのと、替わってくれる人が一人しか居らず、
結局私と息子が28K、28Lで並んで座って、
27Kに夫が一人で座ることに。

28Jの人は添乗員の人で、ツアーのお客さんに何かあったときのために、
どうしても通路側でなくては駄目ということだったのだが、
その人の言うには
「アリタリアは時々こういうとんでもないことをするんですよ~」
なんと新婚旅行で別々の席にされた人もいたとか。

往きに比べて、2人席と3人席ではこうも違うものかと思った。
スペースが狭く、身動きが取れない、通路側に人がいるから出入りも不自由。
私一人で息子の相手をしなくてはならない...。

後半6時間、息子がぐっすり眠ってくれたのは助かったけれど、
今度は起こさないように身動きが出来なかったので、
(私の足に頭を乗せていた)
それもまた辛かった。

この6年前にロンドンからの夜の便に乗って、
シベリア上空の空を見た時に、ものすごいオーロラが見えて、
感動しまくったことがあった(12月はじめ)。
今回も冬だからもしかして?と期待していたのだけれど、
真ん中の席にそういうわけで動けずにいた私は、
やっとこさ少々シェードを開けても、機内の様子が映ってしまい、
よく確かめることが出来なかった。残念無念。

アリタリアを利用する際はなんとしても早めのチェックインを!
というのが、身をもって得た教訓であった...。

というわけで、
次はまとめに続きます。
もって行って役に立ったものの話や、旅行全体の話など...。ようやく完結?

帰国とまとめ、に続く)


これまでのことは
子連れでイタリア!
出発まで
出発!
ローマ
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