★オキナワンタイム健在4月にこちらに引っ越して来て、 最初に話した息子の同級生のお母さんが沖縄出身だった。 沖縄大好きの私はとっても嬉しかった。 ぜひともお友達になりたい♪ いやもう一度会ってるから友達か。 (”いちゃびりちょーでー(一度会ったら皆兄弟)”だっけ?) 学校の懇談会の前に、 クラスの母達で懇親会をやるというので、 とある会場に場所が設定されていた。 その日にお母さん(仮にPさんとする)からお電話があって、 「もし会場がわからなかったら一緒に行きませんか?」 …という。 私は事前に場所を調べてあったので、 「あ、大丈夫、一人で行けますよ~」と口走った。 どうもやっぱり人に迷惑を掛けない、という気持ちが、 先に立ってしまったようだ。 電話を切ってから私は後悔した。 せっかく来たばっかりでお友達になれるチャンスだったのに。 「ありがとうございます。じゃぁお願いします」 って言えばそれで良かったのに。 後から電話をかけてやっぱり一緒に…っていうのも変だしな。 私って何てお間抜けなんだろう?? 悔いを残しつつ、私は時間少し前に会場に向かった。 そこには既に数人が集まって、 転校生の母である私を歓迎してくれた。 だんだん人も集まり和やかにおしゃべりの花が咲いた。 開始時刻が来て、人数が大体揃う。 「じゃあ、ぼちぼち始めてましょうか」と役員さん。 ん、ん?? 私を誘ってくれたPさんの姿がない。 行けるから連絡くれたんだよね。どうしたのかな? 結局、会が始まって30分ぐらいして、Pさんが現れた。 何かあったのかな?いや、でも何でもなさそうだ。 席が遠かったので確かめようもなかった。 約束してたら私も遅れてたのかな。 今回は初めてだし、ちゃんと時間に来られて良かった。 なんて考えてるうちに、 ハッと思い当たることがあった。 「オキナワンタイムだあぁ~~~!」 そう、沖縄の人たちには、そういう習性があるのである。 初めてみーばるのペンションに泊まった時、 「朝食は何時がいい?」と訊かれたので、 「7時にお願いします」って答えた。 翌朝7時に食堂へ行くと、誰もいないし、用意もできていない。 「すいませーん」と声を掛けても、 奥に人の気配があるのに、出て来てくれない。 自分達で時間を訊いて来たのに一体なんでだろう? おかしいなおかしいな、と私達は随分訝ったのだけど、 結局かなりな時間が過ぎてから、宿の人は朝食を出してくれた。 で、その日は日曜日だったので、 かねてから知っている教会の礼拝に出席した。 旧知の人もいたりして和やかに歓談。 でも何だかヘンだな。 だってもうとっくに、礼拝が始まる時間なのに。 始まりもしないし、皆同じように和やかに話してる。 旧知の友(横浜出身)は、 「ああ、こちらはこうなのよ~。私も最初はビックリしたけど」 時間が決まっていても、その時間通りに始まることはないというのだ。 私も旅先で色んな教会に行ったけど、 時間通りに始まらない礼拝なんて初めてだ! そうか、今朝のペンションでの件もそういうワケだったのか。 少し前、車の中でラジオを聴いていたら、 渡辺美里が沖縄でコンサートをした時のことを話していた。 開演時間になっても、客席には人がまばらにしかいない。 「チケットは全部売れてるはずなのに…!」と、青くなったそうである。 おわかりですね。沖縄の人は、開始時刻には集まらないのです。 最初からきちんと聴かないと勿体ない!なんてセカセカしないのね。 心当たりのあった私は、一人で笑いを噛み締めていました。 一事が万事、オキナワンタイム健在。 ナンカいいなぁ、そんな沖縄って。 ☆★☆ 私も昨日こんなこと書いてたら、 オキナワンタイムしてしまいました。 授業参観の開始の時間を、間違えてしまったのです。 2時半までに行けばいいのね、と思っていたら、 なんとそれは参観の終わりの時間でした! 着いた時には参観は終わり、 懇談会にだけ出席しに行った格好でした。 私にも沖縄人の素質があるのかも?? (04年7月2日) そうそう、その後Pさんとは親しくさせて戴いてます。 こんなこと書いて、ますますリアル友には、 ここのこと教えられなくなっちゃったさ~~♪ |