1144538 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

雲の上はいつも蒼空

雲の上はいつも蒼空

★オキナワンタイム健在


4月にこちらに引っ越して来て、
最初に話した息子の同級生のお母さんが沖縄出身だった。
沖縄大好きの私はとっても嬉しかった。
ぜひともお友達になりたい♪
いやもう一度会ってるから友達か。
(”いちゃびりちょーでー(一度会ったら皆兄弟)”だっけ?)

学校の懇談会の前に、
クラスの母達で懇親会をやるというので、
とある会場に場所が設定されていた。

その日にお母さん(仮にPさんとする)からお電話があって、
「もし会場がわからなかったら一緒に行きませんか?」
…という。
私は事前に場所を調べてあったので、
「あ、大丈夫、一人で行けますよ~」と口走った。
どうもやっぱり人に迷惑を掛けない、という気持ちが、
先に立ってしまったようだ。

電話を切ってから私は後悔した。
せっかく来たばっかりでお友達になれるチャンスだったのに。
「ありがとうございます。じゃぁお願いします」
って言えばそれで良かったのに。

後から電話をかけてやっぱり一緒に…っていうのも変だしな。
私って何てお間抜けなんだろう??

悔いを残しつつ、私は時間少し前に会場に向かった。

そこには既に数人が集まって、
転校生の母である私を歓迎してくれた。
だんだん人も集まり和やかにおしゃべりの花が咲いた。

開始時刻が来て、人数が大体揃う。
「じゃあ、ぼちぼち始めてましょうか」と役員さん。

ん、ん??
私を誘ってくれたPさんの姿がない。
行けるから連絡くれたんだよね。どうしたのかな?

結局、会が始まって30分ぐらいして、Pさんが現れた。
何かあったのかな?いや、でも何でもなさそうだ。
席が遠かったので確かめようもなかった。

約束してたら私も遅れてたのかな。
今回は初めてだし、ちゃんと時間に来られて良かった。
なんて考えてるうちに、
ハッと思い当たることがあった。

オキナワンタイムだあぁ~~~!」

そう、沖縄の人たちには、そういう習性があるのである。
初めてみーばるのペンションに泊まった時、
「朝食は何時がいい?」と訊かれたので、
「7時にお願いします」って答えた。

翌朝7時に食堂へ行くと、誰もいないし、用意もできていない。
「すいませーん」と声を掛けても、
奥に人の気配があるのに、出て来てくれない。
自分達で時間を訊いて来たのに一体なんでだろう?
おかしいなおかしいな、と私達は随分訝ったのだけど、
結局かなりな時間が過ぎてから、宿の人は朝食を出してくれた。

で、その日は日曜日だったので、
かねてから知っている教会の礼拝に出席した。
旧知の人もいたりして和やかに歓談。
でも何だかヘンだな。
だってもうとっくに、礼拝が始まる時間なのに。
始まりもしないし、皆同じように和やかに話してる。

旧知の友(横浜出身)は、
「ああ、こちらはこうなのよ~。私も最初はビックリしたけど」
時間が決まっていても、その時間通りに始まることはないというのだ。

私も旅先で色んな教会に行ったけど、
時間通りに始まらない礼拝なんて初めてだ!
そうか、今朝のペンションでの件もそういうワケだったのか。

少し前、車の中でラジオを聴いていたら、
渡辺美里が沖縄でコンサートをした時のことを話していた。
開演時間になっても、客席には人がまばらにしかいない。
「チケットは全部売れてるはずなのに…!」と、青くなったそうである。

おわかりですね。沖縄の人は、開始時刻には集まらないのです。
最初からきちんと聴かないと勿体ない!なんてセカセカしないのね。
心当たりのあった私は、一人で笑いを噛み締めていました。

一事が万事、オキナワンタイム健在。

ナンカいいなぁ、そんな沖縄って。

☆★☆

私も昨日こんなこと書いてたら、
オキナワンタイムしてしまいました。
授業参観の開始の時間を、間違えてしまったのです。
2時半までに行けばいいのね、と思っていたら、
なんとそれは参観の終わりの時間でした!

着いた時には参観は終わり、
懇談会にだけ出席しに行った格好でした。
私にも沖縄人の素質があるのかも??
(04年7月2日)

そうそう、その後Pさんとは親しくさせて戴いてます。

こんなこと書いて、ますますリアル友には、
ここのこと教えられなくなっちゃったさ~~♪


© Rakuten Group, Inc.