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雲の上はいつも蒼空

雲の上はいつも蒼空

★出発前日まで

1999年の大晦日から、1月2日までは、
2000年問題関係の事故を恐れて、南房総に避難していた。
宿泊はペンションを利用したが、サービス、部屋ともに今ひとつで、ちょっと残念。

良かったのは、天気が良くて暖かく、海がきれいに見えたことと、
南房パラダイスという植物園が元日から開いていて、
珍しい植物やお花をいろいろ見ることが出来、
動物がいたり、遊具もたくさんあったりで、息子も楽しめたこと。
当時何故か彼はサボテンがとても好きで、
巨大なサボテンのある温室ではびっくり&おおはしゃぎだった。

2日の晩は、初めてのことだが成田空港近くのホテルを利用してみた。

マイレージの関係で割引券を貰っていたのと、
宿泊すると旅行中、ただで車を駐車場に止めさせてもらえるからだ。
泊まった部屋は、空港がよく見渡せて、待機中の飛行機の姿に息子も大喜び。
夕暮れをバックにした空港は幻想的で、旅愁をさそう。

その日のうちに空港の銀行で、当座のための両替をしたり、
シティバンクのCD機で、ワールドキャッシュへの入金を済ませた。
(ワールドキャッシュ便利です。日本で入金しておけば、
現地のCD機で、必要額をあちらの通貨で引き出せる、
94年暮れにギリシャに行った時、シンタグマ広場近くのATMで、
お金を引き出すのに、日本語の案内が画面に出て
ホント、びっくりした覚えがあります。)

晩御飯を食べようという段になって近所を探すが、飲食店が見当たらない。
ホテルの食事はバカ高いし、あまり、食欲もわかなかった。
思いついたのが、車に積んだ食料を利用するということ。

何かあった時のために、非常用の水や、保存食品、懐中電灯など、
買いためた色んなものを、車の荷台に積んできたのだ。
ホテルの部屋で、カセットコンロに火をつける。(ホントはいけないんだよね)
キャンプに来たみたいと笑いながら、レトルトのご飯やカレーを温める。
空港の夜景を見ながらの夕食。でも、やっぱり、レトルトはマズイ...。
2000年問題が何事もなくて良かったと、つくづく実感した時だった。

★出発!へ




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