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雲の上はいつも蒼空

雲の上はいつも蒼空

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2002.07.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類
まるで、ウソみたいな幕切れで、
ムサシ君が戻ってくることになった。
(これ、TVドラマでやったら絶対うそ臭いよね)

良かったなぁ。
5歳の息子がウルトラマンコスモスのファンなんだけど、
実はウチでは私も夫も楽しみに見ていた。
脚本も丁寧に作られていることが多く、
いいドラマを見てる時は大体そうであるように、
30分がもっと長い、密度の濃い時間に感じられた。

チームアイズのメンバーもそれぞれが個性的で、愛着が持てる。
メンバー同士の暖かいエピソードも見ていて気持ちが良かった。

怪獣保護という姿勢とそれを守る苦悩も、
ドラマにリアリティを持たせていたし、共感を呼ぶものだった。
正義の名のもとに殺戮や、
無意味な暴力を見せるヒーローものは息子に見せたくなかったが、
これなら、安心して見せられると思っていた。

それが、
突然のムサシ君の逮捕で、無残にも打ち切り。
我が家はショックに包まれた。(6月14日の日記参照)

のめりこんでいる息子にどう説明したものか。
ムサシ君の優しさが大きなポイントだっただけに、
「実は悪いヒトで...」なんて言う気は起こらなかった。
これまでの物語の世界を全否定することになりかねないし、
たとえ俳優の人が悪い人でも、
物語のムサシ君の人格には変わりがないのだから。

分からないままに、替わりの番組を受け入れる息子。
私はといえば、
キャラクター商品(箸、スプーン、パンツ他)やおもちゃを見る度に、
空しい思いにとらわれた。


人間のすることなんだから間違いはある。
よいものだと思って与えていたけれど、キャラクターに頼っちゃいけなかったんだ。

一方で、これが、前に夢中になっていた機関車トーマスだったら、
トダケイコさんに何か不祥事があったところで(失礼)、代役が立って、
物語は関係なく進んでいくだろうに。と、恨めしい思いもあった。

それが、無実?の報道に続いて、
釈放、そして記者会見。
懐かしいムサシ君の笑顔が見られた。
それとないボケ味がキャラクターの魅力だったが、
本人もちゃんとそんな雰囲気。
ひどい目にあった割には、トラウマにはなってないみたい。

私は喜びながらも「でも、殴ったんでしょ、ちゃんと反省してるのかな?」と、
どこかで疑いの目を向けていた。
でも、夕べ見たほかの人の日記に、彼を幼い頃から知っている人が、
彼の人格を心から信頼していて、
逮捕された直後から、公の席で弁護していたという話を読んで、
何か、ほっとした気持ちになれた。

これで、私も前のような気持ちでコスモスを見ることができるな...とようやく思えた。

未放送の16話と、映画もオリジナル版が公開されるらしい。

警察の闇という、これから明らかにされるべき大きくて重い課題が残っていて、
それは絶対きちんとして欲しいけれど、

ひとまず、息子に関するレベルでは、
騒動は終結したと言っていいのかな?

息子の夢を壊さずに済んで、本当に良かった。
 

復活を祝して『オヤジ星人』のビデオ見ちゃいました。ねばるっしょ!





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最終更新日  2002.07.11 01:41:44
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